英語で、止める、停止するの意である。
我々、断酒するものにとっては、飲酒欲求を抑えるための
心がけとなる。
それぞれ、空腹、怒りやイライラ、孤独、疲労の英語の
頭文字をつなげて、HALTとなる。
いずれも、飲酒欲求を刺激する要素であるから、日常的に
その状況に陥らないように注意が必要である。
空腹と疲労は物理的なものであるから、対処は比較的
容易であるが、怒りと孤独は、対人、環境など周りとの
関わり合いが大きな要素である以上、なかなか難しい。
この避けるべき状況自体に、すでに難しい問題がある。
一人での断酒継続が不可能とされるゆえんである。
人との関わりの中では、当然ながら様々な喜怒哀楽が生じる。
喜につけ怒につけ哀につけ楽につけ飲んでいた者が、
飲まずにそれぞれに向き合うというのは確かに大変ではある。
それでも、やはり孤独であるよりは、人の中にいた方が、
はるかに楽なのである。
そしてなにより、一人でいるよりは、同じ仲間の中に
いることが最も断酒において大切なことを、本人自体が
自覚することが肝要である。
自助グループへの参加は、その自覚、つまり自らを助ける
自覚によって、自身の断酒継続を可能にしていく。
お酒を止めることよりも、止め続けていく方がはるかに
難しい病気である。
止まらないお酒を医療で一旦止め、自助グループで
止め続けていくのが、いわゆる断酒の王道であることには
これからも変わりがないであろう。
我々、断酒するものにとっては、飲酒欲求を抑えるための
心がけとなる。
それぞれ、空腹、怒りやイライラ、孤独、疲労の英語の
頭文字をつなげて、HALTとなる。
いずれも、飲酒欲求を刺激する要素であるから、日常的に
その状況に陥らないように注意が必要である。
空腹と疲労は物理的なものであるから、対処は比較的
容易であるが、怒りと孤独は、対人、環境など周りとの
関わり合いが大きな要素である以上、なかなか難しい。
この避けるべき状況自体に、すでに難しい問題がある。
一人での断酒継続が不可能とされるゆえんである。
人との関わりの中では、当然ながら様々な喜怒哀楽が生じる。
喜につけ怒につけ哀につけ楽につけ飲んでいた者が、
飲まずにそれぞれに向き合うというのは確かに大変ではある。
それでも、やはり孤独であるよりは、人の中にいた方が、
はるかに楽なのである。
そしてなにより、一人でいるよりは、同じ仲間の中に
いることが最も断酒において大切なことを、本人自体が
自覚することが肝要である。
自助グループへの参加は、その自覚、つまり自らを助ける
自覚によって、自身の断酒継続を可能にしていく。
お酒を止めることよりも、止め続けていく方がはるかに
難しい病気である。
止まらないお酒を医療で一旦止め、自助グループで
止め続けていくのが、いわゆる断酒の王道であることには
これからも変わりがないであろう。