ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

起承転結 II

2011年01月24日 | ノンジャンル
母親は45歳でクモ膜下出血で倒れた。

動かぬ体を、何とか日常生活ができるまでに回復させ、
それから10年、為すべきことをすべて為して、
55歳で逝った。

私は厄年に死にかけ、現在のクリニックにつながった。
45歳を越えた時には、ひとつの節目を越えたようで、
安堵した憶えがある。

母親が逝った55歳まであと7年。
娘も息子も、一人前の社会人となっている頃だ。

この7年をとにかくも生き抜こう。

断酒でいえば10年を越えることになり、
「転」へとつながる。
人生でいえば一応の「結」を迎えて、再び「起」へと
転ずる時でもある。

いずれにせよ、性格もひっくるめて母親にそっくりだと
言われてきた私は、彼女の生き様、死に様に、
妙に共感できるのである。

この7年を生き抜けば、自身の「転」へとつながる
気がしている。