ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

命日

2007年05月31日 | ノンジャンル
今日は、私の命日である。 
おかしな言い方ではあるが、2年前のこの日、私は、
死にかけた。死んでいてもおかしくは無かった。

だが、今思い起こせば、ある意味で、それまでの自分が
死んだともいえる。
確かに、かろうじて拾った命なのである。

あれから2年。命を拾って、新たな生活を始め、生きる事が
出来たおかげで、様々な事が徐々にではあるが出来てきている。
新たな人生2年生といったところか。
まだまだ、死ねない意味があることを、ひしひしと
実感しつつある。

明日は原点の日。また新たな一年を生きるスタートを
切れる事に感謝しながら、大切な日を迎えたいと思う。

そう、あの日は水曜日であった。2年経ったから、明日は
金曜日である。
なんでもない、当たり前のことなのだが、なにかしら
感慨深いものがある。
命日と位置づけた日の翌日が、言い換えれば、もうひとつの
誕生日となる。
断酒を誓って再スタートをした誕生日である。
これ一つをとっても、生と死は、表裏一体である。

光と影、動と静、覚醒と睡眠、吸気と呼気。転ずる境目は
あまりにもきわどく、計り知れない。
だからこそ、一瞬の迷いに逡巡することなく、原点にのっとって、
具体的に動く事を、これからも続けて行きたいと思う。