一体全体何を考えているのか、さっぱり分かりません!
令和2年度文化会館に導入予定だったパイプテクターは、私は本会議場で導入の根拠を質問してきました。
その結果、令和2年度の導入は見送られ、令和3年度に繰越予算となりました。令和3年度も、私は導入の根拠が理解できないので本会議で毎回質問をしました。
その結果かどうかは定かではありませんが、文化会館への導入はしないことに浦安市は決定しました。これは令和3年3月議会での答弁で明らかになりました。
そして、令和3年度の決算審査委員会が先日開催されました。
報告書でも執行の見送りは明記されていました。
長い議員生活で、「繰越 → 不執行」の事例に遭遇するのは初めてです。
そこで、この金額の明細は何だったのかを明らかにするために開示請求を行いました。10月25日です。
「令和二年度新年度予算に文化会館にパイプテクター導入経費を計上する時に作成した設計書、仕様書等予算の裏付けとなったもの」
当然にすんなりと開示されると思っていました。
が、が、が、浦安市は何と期間延長をしてきました。11月8日です。
11月8日付けでの通知書 ↓
期間延長の理由は「第三者に関する情報が記載されて」いるとのことですが、予算審査も決算審査も終了しているのに、一体今更何が問題なのでしょうか。
もし私が予算審査委員会や先日の決算審査委員会で同じ質疑をしたら、「第三者に関する情報が記載されているので、答弁できません」と言うのですか?(残念なことに、私所属の委員会にはパイプテクターは管轄ではないので質疑は出来ませんでしたが。)
もしそんなことをしたら、予算審査委員会も決算審査委員会も成り立ちませんよね。
委員(議員)にとっては、予算や決算が適正になされているかどうかをチェックするのは大事な仕事です。2000万近い予算決算の内容を知ることが出来ないで、予算決算審査が出来ますか?たとえ、「繰越→執行見送り」となったものであっても、一回は俎上に上がったものです。見過ごすわけにはいきません。
市民の税金を運用する立場の公務員は、常に情報公開に耐えられる仕事をして下さい!