ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

放射線量基準・野田市

2011年06月25日 | Weblog
野田市が放射線量に関して独自基準を設置しました。
国が基準を示すまでの暫定的な基準としているようですが、基準を超える場合は子供たちの屋外活動を制限するそうです。
浦安市の対応は何時実現するのでしょうか?
国の指示を待っていては、子どもたちの健康は守れないという認識があれば、一刻も早くに設定して欲しいものです。

以下は読売新聞記事です。-----------------------

年間1ミリ・シーベルト、毎時0・19マイクロ・シーベルト


 千葉県野田市は22日、小中学校や保育所などの施設で大気中の放射線の被曝(ひばく)限度を年間1ミリ・シーベルト、毎時0・19マイクロ・シーベルトとする独自基準を明らかにした。

 市民からの不安の声に対応し、国が明確な基準を示すまでの暫定的な基準としている。県によると、自治体による独自基準は県内では初めて。

 市によると、年間1ミリ・シーベルトの基準は、文部科学省が福島県内の学校で「年間1ミリ・シーベルト以下を目指す」という数値目標を示していることや、国際放射線防護委員会の基準を参考に設定。1時間あたりの限度は屋外で1日8時間活動することなどを前提に換算した。

 市の測定で毎時0・19マイクロ・シーベルトを超えた場合、同一施設内の複数箇所を測定するとともに、園児や生徒の施設滞在時間を調べ、年間に換算して1ミリ・シーベルトを超える場合、子供の屋外活動を制限する。

 このほか、測定で毎時0・30マイクロ・シーベルトを上回る地点の遊具などには立ち入りを制限する。

 市のこれまでの測定では、保育所、小中学校の計4か所で毎時0・19マイクロ・シーベルトを超えた。うち1か所で再測定し、年間換算したところ最高で0・51ミリ・シーベルトだったという。毎時0・30マイクロ・シーベルトを上回る地点では砂場をブルーシートで覆ったり、滑り台の周りに白線を引いたりして子供らが近づかないようにしている。

 県大気保全課は「国には基準を明確にするよう再三、要望しているが、見通しが立たない。だが、独自に各市が基準を設けてしまうと対応がバラバラになってしまう恐れもある」と話している。
(2011年6月23日 読売新聞)
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