ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

除染基準

2011年12月05日 | 原発
東京新聞12/4付けで、首都圏各自治体の除染基準が大々的に報道された。(お勧め記事)
千葉県は以下の状況だ・・・。

浦安市は「1マイクロシーベルト」を堅持か~。
近隣市との違いがくっきり見えてきた。
何故浦安市は文部科学省基準を取り入れたのだろうか?国の基本方針を取り入れれば、少しはましなのだが・・・。

(表をクリックすると拡大します。)


0.23
国の基本方針
被ばく線量が年間1ミリシーベルト以上の地域を、国の責任で除染する。
一日を屋外で8時間、屋内で16時間過ごし、屋内では屋外の0.4倍の線量とすると、毎時0.19マイクロシーベルトになる。
ただ、自然界や医療由来(0.04)は別枠で考えるため、0.23になる。

1
文部科学省の放射線測定に関するガイドライン
地上1メートルの時間当たりの空間放射線量が、周辺より1マイクロシーベルト以上高い場所が見つかった場合、文部科学省が通報を受け、除染の要請や再測定、専門家の派遣などの支援を行う。

0.19
国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告
年間被ばく線量を1ミリシーベルトとする考えに基づく。自然界や医療由来の被ばくを別枠としない。あらゆる放射線量から受ける線量を含めて年間1ミリシーベルトに抑えるため、時間当たりの線量限度は0.19マイクロシーベルトとなる。

県内で0.19採用自治体ナシ。
埼玉県桶川市、朝霞市、和光市、吉川市、蕨市、志木市、八潮市、茨城県常総市、神奈川県伊勢原市、小田原市、鎌倉市、川崎市、厚木市、東京東村山市は0.19を採用。

幼い子供を抱えた若い人たちが物件探しをする時に、この数値が基準の一つになるのは間違いないと思う。

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