ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

市議の辞職

2006年12月20日 | Weblog
金子公明党市議が任期半ばで辞職しました。
理由は、今年5月21、22日に行った視察崎での「セクハラ」に関しての責任を取ったということでした。

私も実はこの視察に参加していました。
高崎市が森林の一部を「浦安市民の森」として提供してくれた現地への視察でした。バスを仕立てて、三人の欠席者を除いて合計18人の市議と、臨時職人の説明員それと議会事務局員数名が参加しました。

どうも事件は二次会で起きたようです。
私は公費による研修旅行では、二次会には参加しない主義なので、新聞で報道されるまでこんなことが起きていたなんて全く知りませんでした。
  ※二次会には毎回当然お声がかかります。しかし、人とわいわいするのが余り好きでない性質なので、基本的にお断りしています。一度だけお付き合いで長崎視察の時参加したのですが、私が思っていた通りのものでしたので、以来断り続けています。

今回の事件、報道する新聞により随分と内容が違うようなので、二次会に参加した市議何人(5人/女性3人、男性2人)にも聞いてみました。
私が聞いた限りですと、全員がそんな事件「知らない」と言うのです。

そして私が聞いた五人ともが、今回の新聞記事を読んで初めて事件を知ったと言うのです。(この点では私と全く同じレベルでした。)
確かに、もし誰かがこの事件を目撃していれば、二次会終了後に話題になったはず
です。

「セクハラ行為を市議が働いて、もう・・・、」、「全く許せない・・」とか、何らかの形で目撃者がいればこんな話はもれ聞こえてくるものです。
ましてやその会場には女性市議が3人もいたのですから。

金子市議は報道によるとかなり泥酔してしまい、立つ事もままならなかったそうす。ご本人がこのことを認めているわけで、その限りでは十分に非難に値します。セクハラ行為は覚えていないとのことですが、かなりの泥酔状態であったようですから、肯定も否定も出来ないわけです。

しかし、6月に示談(示談内容は非公表)が成立しているものが、何故半年後の今になって外に出たのか不思議でなりません。

この情報を知っている人が、このネタで反市長派である金子氏の失脚を狙ったのか・・・、真相は分かりません。
新聞報道によりますと、被害女性は視察終了後上司に相談したとのことですから、市内部では結構たくさんの人がこの事件を知っていて、視察に参加した我々市議だけが知らなかっただけなのかもしれません。

それにしても、私が聞いた市議の誰もが知らないとはなんとも解せない話です。
もしかしたら、三次会でもあったのかもしれませんね・・・。

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