ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

シックカー

2006年09月20日 | Weblog
今朝のNHKニュースでシックカーについての報道がありました。

この問題は三好基晴医師が何年も前から警鐘を発していたので、私にすれば「やっとマスコミに出てきた。もっと早く報道してくれていれば、被害者が救われたいたのに・・・」との感ですが、兎に角、報道されたことを喜びたいと思っています。

今朝の報道によると、新車に乗っていた女性が視野狭窄になったり気分が悪くなったりと、いわゆる化学物質の典型的な症状でした。
このような症状が出ても、殆どの場合精神的なものと診断され、適切な治療が行われず、症状が悪化して行くのですが、この患者さんは運良く化学物質過敏症を半ば専門とする医師との出会いがあり、的確な処置が行われているようです。

私の知り合いの患者さんも今回のテレビの女性と同じ事を言っています。
「車の運転中に視界が狭められていくことがある、また時には頭が真っ白になってしまうこともある」と。
もしかしたら、たくさん起きている事故の中には運転中に化学物質過敏症の症状が出て運転操作を誤った、なんてものもあるのではないでしょうか。

車は、特に新車は化学物質が充満している密室です。
いすゞが研究したところ、250種類の化学物質が検出されたそうです。
接着剤、塗料・・・、化学物質のオンパレードですね。

三年前、車を買えかえるとき私は敢えて中古車(2年乗った試乗車)を購入しました。
少しでも身を守るには新車を買う気にはなれませんでした。

しかし、車は化学物質のほか、電磁波も要注意です。
ガウスメーターで計測をしたことがありますが、運転席がかなりやばかったです。
化学物質過敏症は当然電磁波にも反応を示します。電磁波を受けると気分が悪くなったり、酷い場合は意識を失う場合もあります。

利便性と引き換えに、私達は確実に命を傷つけています。。

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