ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

同僚を「かばう」教育委員会体質

2006年07月21日 | Weblog
千葉市でとんでもない事件が発覚しました。

千葉市内男性教諭が、昨年夏ごろから近所の家に入り女子大生の下着泥棒をしていた事が発覚したので、今月18日に懲戒免職したとの記者発表があり、翌19日の千葉版で報道されました。
その時、被害者の希望で男性教諭の氏名は公表しなかったのですが、実際は被害者はそんなことは希望していなかったと言うのです。

千葉市教育委員会・学校教育部長は「被害者から男性教諭の名前を出さないでほしいと強い要望があった」としていたのですが、これはねつ造で、被害者は「そんなことは言っていなかった」というのです。

要するに、千葉市教育委員会は問題教諭をかばおうとしたのです。

「教諭をかばう」、これは我が浦安市でもありました。

刑事事件にまで発展したのに、被害者・子供達の声に耳を傾けようともせず、教育者側だけの一方的な言い分しか聞かず、県に上げる報告書を作成する時も裁判記録すら読まず、最初から教諭側に立った資料でしか判断しようとしなかった姿勢は、問題教諭を「かばっていた」としか言いようがありません。
問題教諭が自ら「やりました」などと言うわけがないのです。ですから、問題が起きたら、問題を起こした本人からだけではなく、訴えた張本人・あるいはその保護者達から聞き取りをするのは当たり前です。

被害者達からも聞くべきだと進言しても、それらには一切耳を傾けず、過去にも問題を起こしていたのだから、是非それらも調査して県へ提出する報告書の資料にするべきだと御願いしても、「他市でのことは調べません」と言い切る姿勢は、問題教諭をかばう姿勢だと批判されても仕方ないでしょう。

馴れ合い体質、腐りきった体質が千葉県の教育委員会にはあるようです。
身内が身内を裁くことが所詮無理なのです。

私は身内が身内を裁くことは不可能だと言っているのですが、どうも彼らはそれを聞こうとせず、頑なに自分達の領域を守っています。

読売新聞千葉版・市教委虚偽の理由をねつ造

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