朝方の岩手山は中腹以上が濃いガスに包まれていた。
何やら西側の尾根を越えてなだれ落ちる滝雲にも見えていた。
やがて目の前の里山も雨雲に包まれ、突如として激しい降雨となった。
クルマにオトリを積み込んで、さて出かけようかと言う矢先だった。
今日の釣行は止めておくことにした・・・が、気仙地域では全く降っていないと言うことで11時過ぎになって慌てて出発となった。
13:00、気仙川下流域(陸前高田市竹駒町)、水位はまだ高め。
爺様は先客が上がってきたのと入れ替わるように毎年いい思いをしているトロ尻に降りた。
8月に入って気仙川はコロガシなど何でもありの川になってしまった。
ここでもシモの瀬には何人かが長竿を振り回して頑張っている。
爺様得意のポイントは底石が埋まるなど昨年とは若干変化があった。
少しカミに漕いで底石がぎっしり入ったトロ瀬を見つけ竿を伸ばす。
水位は下がっても垢着きが進んでおらず、石を食む野アユの姿を見つけることができない。
それでも対岸のヘチには跳ねが見られる。
10分後、目印がゆらゆらと流れて16センチほどの天然遡上と見られる個体が絡んだ。
その後1時間ほど頑張ったが、3尾追加も15~16センチのリリースサイズ。
本日は用事があって17時には家に戻っている必要があった。
あと1時間できるので、一気に上流部へ移動。
松日橋、ここはかなりの釣り切られ感があるも、橋シモ右岸ヘチは竿抜けになり易い。
しかしここでも掛かり方は弱々しく、目印が不規則に揺れて流れるだけだ。
ここでの1時間、根掛かりロストも高切れもあったが、18センチ前後を4尾とまずまず。
と言ったところで15:30竿仕舞いとなった。
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あまりの暑さと、歯の修理で川にも行けていません。
夏休みが終わってからが本格的なのかもしれません。