いとこの来焼

古希を迎える思い出旅行にしたいからという事で、いとこ夫婦が東京から遊びに来た。

子供の頃、神奈川県の矢向で宿舎生活をしていた彼女たちは、広々した家と、のんびり過ごす田舎の生活を好み、夏休みになると子供だけで来て、ず～～～っと実家で過ごした。

まるで姉妹のようだったが、大人になり、それぞれの道を歩み、私の両親も亡くなったこともあり、ほとんど会っていない。

叔母さんの葬儀以来だから10年以上だろうか？

それにしても、全然変わっていなかったＭちゃん。

会うそうそうから堰を切ったように思い出話は尽きず、時間の経つのを忘れてしまうほどだった。

私の焼津弁が随所に出るらしく、「わ～～あの頃にタイムスリップした！」ですって。

本人は標準語で喋っていると思っているんだけどなあ。