刺激を与えると強い臭いを出すカメムシ。ご存知の方も多いでしょう。
2024年のカメムシの大量発生数はなんと例年の10倍だったとか・・・。
身近で被害も出ていました。
「梨がカメムシに吸われちゃって実がエチレンを出すらしく早く熟しちゃう。落ちてしまったり、ボコボコの形で商品価値がないのが多い」近所のナシ農家の人が嘆いていました。
10月終わりまで大量発生が続く可能性もあるそうです。
静岡県内のホームセンターではカメムシ対策の特設コーナーを設けるところもあったようです。
理由は、カメムシのえさとなるヒノキの実が非常に豊作だった事、そして、夏がカメムシが増えやすい高温だったことにあるといいます。
そして、厄介なのは…。
カメムシは夜に飛び回り光に集まります。
「えさを見つけると集合フェロモンという物質を出して、仲間をおびき寄せる習性があるそう。
「カメムシが室内に侵入した時に、慌てて手でカメムシをつかむのは絶対NG。
カメムシの体液成分は、かなり臭いは強いので1~2週間その箇所に茶褐色が残ることがあるということです。
1匹2匹いたら集合フェロモンを出してどんどん数百、数千と集まってしまうそうです。
因みに我が家の柿はヘタ虫にやられました。
孵化してすぐに葉柄と芽の間から食入していき、ヘタの部分から果実まで食入し、中を食い荒らし、一つ減り二つ減りすっかり実がなくなってしまいました。