雑誌プレジデントの特集「人生後半の時間術」のなかで漫画家の弘兼憲史氏が述べた言葉があった。
「私は今年75歳になりましたが、この齢になればいつ死んでも不思議ではない、だから明日死んでも1週間後に死んでもいいという気持ちで生きてます」と・・・。
さらに不安や恐れを抱くのではなく、そうなったら「まあ、いいか」と一言、口にするだけで気持ちが整うといいます。
0 か 100 かで判断するのは生きづらさを感じやすい「考え方の癖」の一つ 。
大実業家の斎藤一人さんも「そもそもこの世界で起きることの8割は、白黒つける必要がない」と言い切られています。
「こうしないとダメ」「これがないといけない」
勝手に人生のハードルを上げて、自分から苦しむ必要なんてありません。
深刻に考えたからといって物事が上手くいくわけではないでしょう。
こういう考え方をした時に「まあいいか」と口にしてみる。
すると「はっきりしない部分」や「中間のゾーン」を受け入れやすくなる効果があると言います。
「まあいいか」を口癖にする事で、未来のことに対して「大丈夫」とか「なるようになる」というポジティブな気持ちに持っていきやすくなると感じています。
なにか落ち込んだり、マイナスな思考に陥った時に、「まあいいか」と口に出してみることを続けてみましょう。
続けていくことにより、「少しくらいなら大丈夫」と自分を許してあげる癖がつき、言葉だけではなく本当に気が楽になっていくようです。