つくづく思った事

人間は老いてきた時も何が必要なんだろう？

もめごとを武力で解決する戦争に巻き込まれ、映像に映し出される地獄のような光景の中にいる国民は悲しい。

幸せな日々を過ごしたいのは誰もの希望なのだから・・・。

個人でできるのは「こうであらねば」を一つひとつ解放して、「ああ、この日も生きた」と、小さな満足を一つひとつ積み上げていく事かなあ？その積み重ねが、心も体もいきいきと輝かせるのである。

一日に一つでも、爽快だ、愉快だと思えることがあれば、それで「この日、この私は、生きた」と、自ら慰めることができるのではないか？

これは小説家の城山三郎さんの言葉である。

四六時中である必要はない。　一日一快で良い。一日を振り返って、ひとつでも爽快、愉快だと思うことがあれば、それでよし！

人間老いてきたら欲はかかない。

同じ景色を見て何も感じない人もいればそこに宝を発見する人もいる。人それぞれ違う。

生きていくうえで宝さがしは大切であると実感している。

「今日もやることがある」＝教養がある・・・（今日用がある）というのはうれしい事である。