焼いてみませんか？

店頭に色の良いピチピチとした柿がずらりと並んでいる時期になると、いよいよ秋だなあと感じます。

「柿が赤くなれば、医者が青くなる」とも言われているように、ビタミンCやカリウムなどが豊富です。

粘膜が強くなり、免疫力がアップ。

咳や便秘の予防・改善カゼの防止、ガン予防、アンチエイジングにも効果が期待される果物です。

漢方では、熱を清めて肺を潤す働き、乾燥しがちな呼吸器や大腸が潤う働きなどがあるとされます。

柿は水分が多いので、生の状態で食べすぎるとお腹を冷やしすぎる事もあります。

その性質をカバーするために勧められるのが、「焼く」という調理法です。

“焼く”事によりおいしさや栄養価がさらにアップするそうですよ。焼きリンゴや焼きバナナもありますからねえ。

＜簡単な焼き柿＞

柿の上部を落として十字に切り込みを入れ、オーブントースターで10～１５分ほど焼くだけ。

表面が乾いて白い果汁が出てきたら食べ頃です。

「飴みたいに甘さが増しカスタードのような濃厚な甘味」！

スプーンがスーッと入り、ゼリーのようなとろりとやわらかい食感になり、まるで高級な和菓子のような濃密な甘さがじんわりと体に染み渡ります。

バターやクリームチーズ、ハチミツ、シナモンといったアクセントを加えるとさらに美味しくなります。