ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

4・7・8呼吸法

2024-03-24 17:25:35 | 健康
毎晩ぐっすり眠るというのは、口で言うほど簡単なことではありません。

『頑張って寝る・努力して寝る』ということは脳が頑張る・努力する状態になるのですが、これは睡眠に対してマイナスな働きなのです。

ベッドや布団に入ってもなかなか寝付けない不眠の主な原因は、副交感神経などの神経の高ぶりで、一種の興奮状態です。

なかなか眠くならずに「眠らなきゃ」という緊張によっても神経は高ぶります。

私は、お陰様で寝られない時でも『今日寝不足になる分、明日は長く寝られるからいいか』くらいの気持ちでいるので、布団に入ってすぐにストンと眠りに落ちる方です。

高ぶった神経や心を落ち着かせるリラックス効果を簡単に得られる方法として「くつろぐ呼吸」と呼ぶ「4・7・8呼吸法」があります。

アンドルー・ワイルはアメリカ合衆国の健康医学研究者、医学博士。

伝統中国医学など代替医療の伝統も取り入れ、人間に本来備わっている自然治癒力を引き出すヘルスケア・システムである統合医療を提唱している人物です。

一定のリズムで呼吸を繰り返すだけなので、特殊な器具や、高額な費用も掛からず、自宅で簡単に無料で実践できます。

方法は

①:息をすべて吐き出す

座ったり、ベッドや布団に仰向けになったり、ラクな姿勢で体の力を抜いてから始めよう。

②:4秒数えながら、鼻から静かに息を吸い込む

肩を上げるのではなく、お腹を膨らませるのがコツ。

③:7秒間、息を止める

力を抜いたまま息を止めよう。

④:8秒数えながら、口からフーッと吐き切る

お腹がへこんでいくのを感じながら息を吐き出す。

⑤:1~4を1回のサイクルとして、4回繰り返す。


不眠に悩む人や、寝つきが悪く悩む人が、本当にすぐに眠りにつくことができるのか?と疑う気持ちも分かりますが、まずはやってみましょう。

最初は一度目でうまく寝付けなくても、回を重ねる事でだんだん早く寝付けるようになるようです。

もう何百匹も羊を数える必要はありません!

機械的ではない不規則な秒数によって、意識が呼吸の秒数のカウントに向けられ「眠らなきゃ」「眠れない」と考えが頭の中から消えてしまうと言います。

478呼吸法をおこなう事で、高まった神経や緊張状態が解け、気持ちがリラックスすることで、スムーズな入眠が促されるので、寝るときやってみてください。
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