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よろず世の中77

                  よろず世の中77

                  行くぞ、甲子園?!
                念(おも)えば叶う・本木智大

平成8年、拙宅を公務員の本木さんが訪ねてきた。「今度次男が生まれたんですが、例によって命名をお願いいたします」平成6年には長男が誕生し、雅大(まさひろ)と名付けさせていただいた。

次男には智大(ともひろ)と命名させていただいた。
石巻市立稲井中学校へ進み、野球部に入り、3年間みっちり野球部と勉学とで頑張ってきた。

その頑張りが認められ昨年推薦で宮城県立石巻工業高校に入学し、野球部に入った。

入ってすぐ、大震災の津波被害復旧の作業から入り本格的な練習は4月末からだった。秋季県大会は準優勝し、東北大会に出場した。

                    ☆

昨年一月、本木君のお宅を訪問し智大君と話したことを思い出す。

「野球部に入ったら甲子園に行けるといいね、行くつもりで頑張りなさいよ」

『はい。行けるように頑張ります』

「久しぶりに聖光学院を思い出すね。聖光もね、前にも話したけれど、まさかと思いながら2001年に初出場したんだ。今じゃ常連校になったけれどね」(永人のひとごころ=Gooblog2008年2月15日・投稿の『これしかない!!』を参照ください)

『行くように頑張ります!』智大君の自信あふれる返事を頼もしく思えたものである。

宮城は仙台育英と東北高校が二強の壁として立ちはだかっており、普通なら、「とても我々には難しい・・・」という答えが返ってきそうだが、堂々と『行くように頑張る』と智大君の決意を頼もしく感じた次第である。
                   ☆☆
大震災で全国の皆様から物心両面で多大の救援、応援やボランティア活動を頂戴し、励ましていただいたが、石巻工業高校生、特に野球部の石巻地域復旧への熱意と復旧作業への貢献度も認められ、21世紀枠から選抜されたものである。

石巻からは昭和23年夏の「石巻高校」以来実に64年ぶりの甲子園出場となった。

本木君の母親は77銀行の勤務だが、次男智大君の「念(おも)えば叶う」が実現した
甲子園行きを心から喜んでいる。

本木智大(5・4・12・3運気100点・完全大吉名)
                   
                   ☆☆☆

さて石巻工業高校の一生懸命に頑張る姿を甲子園で見ていただくことこそ大震災で全国から応援を受けた皆様への恩返しであり、頑張ってもらいたい。

東北からは例の聖光学院(福島)。光星学院(青森)
花巻東(岩手)。石巻工(宮城)の四校が選ばれた。











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釈尊のことば97

                 釈尊のことば

           97借金を踏み倒す人を友としてはいけない。


あなたから借金を作っておきながら、いざというときになって「よかったらおかえしに○○してよ」と催促されると身構えて、自分が損をしたくないからと逃げを打つ人。

心の中ではブツブツと「あなたからの借りなんてないもんね」と自分をだましていたりする。

そんな風に「借金」を踏み倒す人こそ「卑しい人」と呼ぶにふさわしい。

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