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我々は田中角榮の「何を」知っていたのか?

          我々は田中角榮の「何」を知っていたのか?

                 その二

◎派閥が違う上に田中角榮とはほとんど面識のない議員が資金繰りに窮し、借金を300万円田中に申し込んだ。面識のない自分に借金を申し込んだその議員の窮状を察した田中はその日のうちに金を用意し、「困った時はお互い様だ。これは返さなくていい。俺が困った時は頼む」と言って紙袋を渡した。

紙袋の中を確認すると、500万円入っていたが、実は、この議員は500万円(今の1600万円)用意しなければ、絶体絶命の立場に立たされていた。

面識のなかった田中角榮に気が引けて300万円と内輪に頼んでしまったのだろう。資金繰りに困ったものなら一度は体験する心理状況である。

田中角榮自身もその状況は経験済みなだけにその議員の心理は容易につかんでいたのかも知れない。

議員はその夜、ベッドに顔をうずめて声を出して泣き、田中角榮への忠誠を誓った。

このように金を最大限生かすため相手の予想(期待)よりも多くの金を与えることも多々あった。

田中角榮(5・4・7・14:運気=前半90点・後半40歳以降20点)

天格・田中   9画
人格・中角  11画大吉。順序正しき発達運。
地格・角榮  21画大吉。偉大なる頭領運。
外格・田榮  19画大凶。苦労困難行き詰まり運。
総格・田中角榮30画大凶。非運薄倖の衰退運

吉凶織りなす運気で、人生前半の隆昌発達の運気にてすこぶる智能を有し、活動の素質ありて必ず人の長と慕い仰がれ、尊敬を受け繁榮を致すことになる。

が、正反対の苦労困難、短命夭折、家族生死別、刑罰殺傷の災いを招くなど、半幸半禍の運にて、特に後半は悲運を生じ、孤独、失意、病弱に陥る。

◎ロッキード事件で一審の東京地裁で169回もの公判などが行われた。田中角榮は、事前に届けどを済ませておけば、必ず出廷する必要がなかったにも拘(かか)わらず、1回も休まずに通い続けた。

これは秘書の早坂茂三も同じである。田中は絶対無罪だと信じていたという。そうでなければ、1回、1日たりとも欠席せずに通い続ける強い意気込みは湧いてくるはずがない。

◎総理だった佐藤榮作に長年仕えていた田中角榮は三度破産したといわれる。佐藤榮作総理と田中角榮の関係は、ほとんど主人と奴隷のようなものだった。

田中は佐藤に徹底的に尽くし、恩を売っていたが、そこまでの佐藤政権への支えがあってこそ、次期総理への座をつかんだと云えるのだ。

自分が三度の破産状態に至るまでに尽くし通す人物は田中角榮ならではのことであり、他に類を見ない。

佐藤榮作と田中角榮・・・
佐藤榮作総理から田中角榮総理へ

同文字の縁とは言うものの榮と榮の結びつき、榮から榮への総理の椅子の継承、面白い予期せぬ因縁ではある。
         続く

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釈尊のことば121

                 釈尊のことば
             
             121・心を鍛える喜び・その一

嫌なことをされても言われても、耐え忍ぶことができ、心にダメージを負わない打たれ強さを身に付けること。

これが最高の幸福。

耳に痛いように思える内容のことを言われても、それが自分を良い方向に変えるのに役立つ内容であれば、プライドなど捨てて聞き入れる。

そのような素直さが身についていること。

これが最高の幸福。

心を鍛えようとして、トレーニングをしている修行者に会って見習うことや、ふさわしいタイミングで心の仕組みを話題にして話し合えるような相手がいること。

これが最高の幸福。

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釈尊のことば121

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             121・心を鍛える喜び・その一

嫌なことをされても言われても、耐え忍ぶことができ、心にダメージを負わない打たれ強さを身に付けること。

これが最高の幸福。

耳に痛いように思える内容のことを言われても、それが自分を良い方向に変えるのに役立つ内容であれば、プライドなど捨てて聞き入れる。

そのような素直さが身についていること。

これが最高の幸福。

心を鍛えようとして、トレーニングをしている修行者に会って見習うことや、ふさわしいタイミングで心の仕組みを話題にして話し合えるような相手がいること。

これが最高の幸福。





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