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大谷翔平語録83 十・終わりなき旅

大谷翔平語録
83
十・終わりなき旅
全員が全員、毎回100%の状態で登板しているわけではない

 2023年8月23日、大谷は右肘を再び故障した。二刀流で鉄人のように試合出場をつづけてきたが、右腕が悲鳴をあげた。野球ファンはもちろん、球界やメディアも落胆した。投打で輝きを放ち、見る者に幸せを運び社会を明るく照らしていただけにショックも大きかった。
大谷の体は大谷が一番よくわかっている。故障者が続出して苦しいチーム状況の中、限界まで戦っていた。故障前のコメントをたどると、やはり疲労が体を侵食していたことがわる。

6月下旬から右手中指に異変

 8月9日のジャイアンツ戦、2年連続2桁勝利となる10勝目を挙げたが、6回を投げ切るのが精いっぱいだった。

疲労は皆ピークぐらいじゃないかなと思うので連戦の最後ということもあるしまた明日休みを挟んで体がどんな感じなのかを確認しながら、もちろん休みが必要なら休むということも仕事として大事かなと思います

 試合にできる限り出場することで、その経験を次につなげる――。ファンやメディアから疲労を心配され、休養をすべきという声があった中で出場を続けて来たが、ついに「休むことも仕事」と口にした。それだけ体が疲弊していた。

8月3日のマリナーズ戦では右手中指の痙攣もあり、4回で降板していた。

一番は疲労じゃないかと思いますね。それは単純に連戦ということもあるし移動が含まれるということもあるけれど、できるだけの体調管理はしているので、その中で出られるという判断だったので、結果としてこういう形になって申し訳ない

 気力を振り絞り限界まで突き進んだ。故障者が続出し、ポストシーズン進出が厳しい状況で負けられない試合が続いていたチーム状況も。頭にあったのかも知れない。

  一方で夏場に差し掛かり、すべての登板が万全の状態ではなかった。
しかし、投げられるとの判断で出場を続けていた。
勿論相談して決めることではありますけど、みんな一杯一杯の状態でプレーしているし、休むような試合と言ったらなんですけど、そういう試合はもうないと思うのでできるなら1試合1試合全部出たい

プレーに影響はないという判断で出たので、もちろん迷惑がかかるような状況だったら出ないし、出た方がチームが勝つ確率が高いんじゃないかなという判断です

右手の中指には6月下旬ごろから異変が出始めていた。
7月4日の対パドレス戦も割れた爪が完全に治りきらないうちに登板、6回途中で5失点で4敗目を喫している。

勿論100ではないですけど、全員が全員毎回100%の状態で登板しているわけではないし、ある程度のスケジュールを守りながら、その中でピッチングしないといけないのでその中で抑えたかったなと思います

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