日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
よろず世の中95
よろず世の中・95
天皇陛下の医師団会見要旨
天皇陛下の冠動脈バイパス手術後に、医師団が開いた記者会見の要旨は以下の通り。
☆
――手術を終えた心境は。
小野 稔・東大心臓外科教授。 手術は予定通り順調に終了した。東大と順天堂大のチームは、手術前から入念に検討を繰り返し、特にプレッシャーもなかった。
天野 篤・順天堂大心臓血管外科教授。手術が成功かという判断は、陛下が術前に希望された公務と、日常の生活をとりもどされる時点が、成功を話題にしていい時期。現状での判断はやや尚早。治療はそのような状況が達成されるまで継続する。
その日が来るのを楽しみにしている。特に術中に気になる点は全くなかった。
――手術を終えられた陛下の御容体は。手術後に陛下と皇后さまが交わされた言葉は。
小野教授 手術室の中で問題なく人工呼吸器をやめることができ、陛下も麻酔から覚められた時に、「御気分いかがですか」とお聞きしたら、「よろしい」ということでうなずいた。
陛下が集中治療室に入ってから、皇后様に説明した。非常にお喜びの様子で、深い感謝の言葉をもらった。
その後、皇后さまは黒田清子さんと陛下のもとにお見舞いに行った。「お体はいかがですか」と皇后さまが陛下に言葉を掛けると、陛下は首を縦に振って、「問題ないよ」と言ったように感じられた。
皇后さまと黒田さんが陛下の手をさすると、陛下は「気持ちいい」という言葉を発した。部屋を去る時に皇后さまは「明日またまいります.お体を大切にしてください」と言い、陛下は最後に「ありがとう」と言った。
――事前の検査の所見と異なるところがあったか。手術で難関と言えるところはあったか。
小野教授・ 一点の漏れもないつもりで手術に臨んだ。手術中に大きな困難はなく、スムーズに進んだと確信している。
天野教授・ 術中に心房性の不整脈があって、ある程度想定はしていたが、左心耳を機能させなくすることで、心臓から発生する脳塞栓(のうそくせん)の原因を取り除いた。 続く
天皇陛下の医師団会見要旨
天皇陛下の冠動脈バイパス手術後に、医師団が開いた記者会見の要旨は以下の通り。
☆
――手術を終えた心境は。
小野 稔・東大心臓外科教授。 手術は予定通り順調に終了した。東大と順天堂大のチームは、手術前から入念に検討を繰り返し、特にプレッシャーもなかった。
天野 篤・順天堂大心臓血管外科教授。手術が成功かという判断は、陛下が術前に希望された公務と、日常の生活をとりもどされる時点が、成功を話題にしていい時期。現状での判断はやや尚早。治療はそのような状況が達成されるまで継続する。
その日が来るのを楽しみにしている。特に術中に気になる点は全くなかった。
――手術を終えられた陛下の御容体は。手術後に陛下と皇后さまが交わされた言葉は。
小野教授 手術室の中で問題なく人工呼吸器をやめることができ、陛下も麻酔から覚められた時に、「御気分いかがですか」とお聞きしたら、「よろしい」ということでうなずいた。
陛下が集中治療室に入ってから、皇后様に説明した。非常にお喜びの様子で、深い感謝の言葉をもらった。
その後、皇后さまは黒田清子さんと陛下のもとにお見舞いに行った。「お体はいかがですか」と皇后さまが陛下に言葉を掛けると、陛下は首を縦に振って、「問題ないよ」と言ったように感じられた。
皇后さまと黒田さんが陛下の手をさすると、陛下は「気持ちいい」という言葉を発した。部屋を去る時に皇后さまは「明日またまいります.お体を大切にしてください」と言い、陛下は最後に「ありがとう」と言った。
――事前の検査の所見と異なるところがあったか。手術で難関と言えるところはあったか。
小野教授・ 一点の漏れもないつもりで手術に臨んだ。手術中に大きな困難はなく、スムーズに進んだと確信している。
天野教授・ 術中に心房性の不整脈があって、ある程度想定はしていたが、左心耳を機能させなくすることで、心臓から発生する脳塞栓(のうそくせん)の原因を取り除いた。 続く
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釈尊のことば117
釈尊の言葉
117・ケチな自分を乗り越える
「これは自分のお金だ。誰にもくれてやるものか」
というケチケチした感情を減らし、リラックスするためにも持っているものを手放し、
他人に分け与えることができる。
うっかり好物を独り占めしたくなってもみんなで分けて食べると楽しい。
誰かへのプレゼントを買おうとして、うっかり値札に気を取られて「ひるんで」も、
思い切ってお金を手放し、買ってみると心地よい。
そうして「ケチ」を乗り越え、自分に克つ。
これが最高の幸福
117・ケチな自分を乗り越える
「これは自分のお金だ。誰にもくれてやるものか」
というケチケチした感情を減らし、リラックスするためにも持っているものを手放し、
他人に分け与えることができる。
うっかり好物を独り占めしたくなってもみんなで分けて食べると楽しい。
誰かへのプレゼントを買おうとして、うっかり値札に気を取られて「ひるんで」も、
思い切ってお金を手放し、買ってみると心地よい。
そうして「ケチ」を乗り越え、自分に克つ。
これが最高の幸福
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