2024年 甲辰 謹賀新年

新年おめでとうございます。今年もこのブログへのご来訪をお待ちしております。
何とぞよろしくお願い申し上げます。今年はこのブログが19年目に入ります。昨年　　末でブログへの掲載は延べ1900話を超え、お陰様で、このブログへのアクセス数は約160万になりました。

今年、西暦2024年の十干・十二支は「甲辰」です。甲は十干の一番目「きのえ」、十二支は「辰」です。「辰」の音読みは「しん」、訓読みは「たつ」です。

「甲」の意味
「甲」は十干の第一位であり、甲はよろいで、鱗（よろいをつけた草木の芽が、殻を破って顔を少し出した）という象形文字です。旧体制が破れて革新の動きが始まることを意味しています。


「辰」の意味
　　「辰」という字は、理想に向かって辛抱強く、かつ慎重に、いろいろの抵抗や妨害と闘　　　　いながら歩を進めてゆくという意味があります。「辰」の麻垂の中にある二は、上・天・神・理想を表す指事文字で、振・伸・震と相通じる意味を持っています。

「甲辰」の意義
　　　春になって、新芽が古い殻から頭を出しますが、まだ余寒が厳しくて、勢いよくその芽を伸ばすことができないと同じように、旧体制の殻を破って革新の歩を進めなければならないのですが、いろいろの抵抗や妨害があるため、その困難と闘う努力をしながら、慎重に伸びてゆかねばならぬということです。　安岡正篤　「干支の活学」プレジデント社