日本史の三大怨霊は、菅原道真、崇徳上皇、平将門です。いわれのない理由により不遇を強いられたが故に怨霊となった人達です。怨霊のたたりを鎮めるために、天満宮や、崇道神社、首塚が築かれて、今日も信仰があり、供養をされています。大陸では、敗者は殺戮され、遺品・遺物は破壊されることが多く、敗者の居場所が無いといわれます。しかし、日本の歴史における一つの特徴として「敗者にも居場所がある」という観方があります。敗者の怨霊にも居場所を造って、怨霊を慰め、皆で安心するといったやさしい心があります。狩猟・採集を生業として自然及び他者と共存してきた縄文時代の文化を継承した心性とも思われます。
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