yoshのブログ

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将棋プロ棋士のレーティング

2016-03-01 05:39:09 | 将棋
強さを数値化するのに、レーティングとかランキングというものがあります。テニスのランキングなどは、実力を正確にあらわしているように推察されます。将棋のプロ棋士のレーティングの例をネットで見つけました。2016年2月3日時点での集計でした。

羽生善治名人  1911
佐藤天彦八段  1885
渡辺明竜王   1818
行方尚史八段  1798
郷田真隆王将  1787
山崎隆之八段  1745
森内俊之九段  1729
阿部健治郎六段 1657
谷川浩司九段  1597
鈴木大介八段  1590
加藤一二三 九段 1253

上記は、日本将棋連盟が公式に発表したものではありませんが、実力を、かなり正確にあらわしているように感じられます。例えば、今年の名人戦は、上記の上位2名の羽生善治名人と佐藤天彦八段が争うことが決っています。(昨年は、羽生善治名人 対 行方尚史八段)

レーティングを計算する時は、対戦が対等の条件で行われること、結果は勝ったか負けたか
のみが使われるようです。勝てば勝ち点+1点、負けたら-1点。

プロの将棋界の場合、総て平手戦ですから、レーティングを計算する上では最適かと思われますが、日本将棋連盟がレーティング制度を採用する様子は見られません。これを採用するとA、B、C級から成る現行の順位戦制度が無用になることが、問題の一つなのかも知れません。
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