yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

六中観(りくちゅうかん)

2011-05-05 07:02:16 | 文学
安岡正篤が説いている教えに「六中観」というものがあります。

死中・活有り
苦中・楽有り
忙中・閑有り
壺中・天有り
意中・人有り
腹中・書有り

絶体絶命の事態にあっても、なお生きる道がある。絶望してはならない。
苦労の中にも楽しみがある。
多忙な中にも閑な時間、ゆっくり考える時間を持つべきである。
世俗の生活の中に在って、それに限定されず、独自の世界すなわち別天地をもつこと。
心の中に常に私淑する人物、人生を共にする伴侶、社会の要路などに推薦し得る人材をもつ
こと。
心に良書を持つこと。

  安岡正篤 「百朝集」福村出版
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