山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

青空

2010-12-26 07:54:30 | 宵宵妄話

 

が本格化しました。守谷のこの辺りでは、西高東低の気圧が居座り、晴天が続くようになると、冷え込みが一段ときつくなって本物の冬を実感するようになります。北国の大雪の話が伝わってくるのも、今頃からです。

 

冬の歩きは、枯れた草叢や芝生の中に野草たちの花を探すのが一番の楽しみですが、時に空を見上げることも又楽しみの一つです。幾つもある散歩コースの中で、決まって空を見上げる場所があります。3メートルほどの土手の下を通る道で、見上げると少しやつれた枯れススキの上に、底の抜けたような青空が広がっています。

 

青空を見るための脇役には、どのようなものが最適なのかという問いは、中学生くらいからの私の案件の一つなのですが、今のところ一番は晩秋に一つ残った赤い柿の実かなと思っています。そして2番目がこのススキなのかも知れません。曇り空では、決して見上げることのない通り道なのですが、今日は思いっきりその青の世界に同化し、散歩の時を忘れたのでした。

 

       

枯れススキの向うは、どこまでも澄んで果てしもない青の天空が広がっている。そしてススキの根元にはもう既に春が芽吹いていた。

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