山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘17年 北陸・山陰・山陽・関西巡り旅 レポート <第10回>

2017-11-13 06:50:32 | くるま旅くらしの話

 【今日(11/13)の予定】 

 道の駅:あらエッサ →(R9・R431・K)→ 皆生温泉 →(K・R431)→ 知人宅(泊) 

 

【昨日(11/12)のレポート】 天気:

 道の駅:湯の川 →(R9・K)→ 出雲大社参拝 →(K・R9)→ 道の駅:あらエッサ(泊)

<レポート>

 日中吹き荒れ続けていた風も夜半には収まり、その代わりに時々雨音が天井を叩いていたが、朝になると雲は多いけど晴れの予感がする天気となった。北陸から山陰エリアに入って初めてまともな天気がやって来てくれる感じがした。6時過ぎに起き出し、近くの湯の川温泉の方へ散策に出かける。昨日入った温泉は元湯だった。当初は別の日帰り温泉施設を考えていたので、それがどこにあるのかを確認しようという目的もあった。15分ほど歩くと昨日の元湯があり、そこからさらに5分ほど歩くとその日帰り温泉施設があった。今度来た時にはここへ入って見ることにして、付近をぶらぶら散策した後、車に戻る。この道の駅には泊りの車も多くて、結構流行っているようだった。

 今日の予定は先ず出雲大社に参拝して、そのあと少し戻って松江城を見物することである。出雲大社まではおよそ20kmほどの距離なので、それほど慌てて出発する必要もない。出発の準備を終えた後、しばらく駅舎内の売店などを覗く。ここは花卉類の育成地らしく、いろいろな花鉢が賑やかに並んでいた。一番のウリはシクラメンのようで、奥の方にはシクラメン専用の売り場が設けられていた。その他シンビジウムなどもあって、目を楽しませてくれた。

 9時半近く出発する。R9を道なりに進んで、出雲市郊外から大社の方に向かう。10時少し前には大社脇の駐車場に到着する。未だ少し早いのか、車の数は少なかった。出雲大社は何度目だろうか。倅がなかなか結婚の出会いに恵まれなかった頃は、何回か神頼みに寄ったことがあるのだけど、今は二人の孫も出来てそのお礼まいりということになるのだろうか。境内は大勢の人が行き交って混雑していた。ゆっくりと参道を歩き、拝殿に着いて参拝を済ます。いつものように大注連縄が拝殿の前に飾られていた。

出雲大社拝殿の景観。今日も大勢の善男善女の参拝でにぎわっていた。

  そのあとは神殿をぐるっと一回りする。外国からの観光客なのか、我々と同じ顔をした一団が賑やかに嬌声を上げたりしていた。11月は神無月だけど、此処出雲の国は神在月であると、おちこちにそのパンフが掲示がしてあった。今頃常総の一言さん(一言主神社)はどの辺りまで来られているのだろうか、などと考えたりした。全神様に招集をかける出雲の力は大変なものだなと思った。伊勢神宮の神様はどんな扱いなのだろうか、などと余計なことを考えたりもした。

 境内には主祭神の大国主命にまつわる伝説をテーマとした像が幾つか建っていた。これは因幡の白ウサギのテーマであろう。

 参拝を終えた後は、少し早い時刻だけどやはり出雲そばを食べなければと考え、門前のそば屋さんに入る。未だ数組の客しかいなかったのだが、我々が食べ終えて外に出る頃には外のベンチに座りきれないほどの人が並んでいたのに驚いた。皆考えることは同じなのだなと思った。そのあとは駐車場に戻り、松江城に向けて出発の準備をする。

 来た道を逆に戻り、松江方面へ。R9を何処までも行けば松江市である。途中出雲市の郊外で給油をする。この辺りだけ妙に軽油が安いのだ。他のエリアではL辺り110円を超えておるところが多いのだが、ここは104円が普通で、自分が入れた所は102円だったのだが、ルーレットのおまけのようなのがあり、3等賞とかで3円引きとなっていた。何だか嬉しくなった。しかし、その後は嬉しくない状況となった。

 松江市内に入り、松江城の近くまで行ったのだが、駐車場が見当たらないのである。城の周辺を一回りしたのだが、見当たらない。ようやく入れそうな駐車場を見つけて、その入り口に行ったのだが、ボタンを押してもバーが上がらないのである。管理する人も不在で、バーをへし折って入るわけにもゆかず、結局見物は諦めることにした。都市部にある城や城跡の見物の場合は、何回かこのような目にあって来ている。松山城の時もそうだった。文句を言っても始まらないので、潔く諦めるしかないのである。相棒はこの見物を楽しみにして来たようだけど、諦めてもらうしかない。

 何だかすっきりしない気分だったが、気を取り直して運転を続け、今日の宿を予定している道の駅:あらエッサに向かう。14時少し前に到着。何とも早い予定外の到着だ。駐車場は満杯近くに混んでおり、取り敢えず仮に置くことにして、夜を迎える。予定の半分が不意となってしまった一日だった。

コメント
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