山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘17年 北陸・山陰・山陽・関西巡り旅 レポート <第1回>

2017-11-04 06:11:28 | くるま旅くらしの話

【旅に出る前に】

秋になって、少し長い旅に出ることにした。このところ旅は不調である。春には東北を巡ろうと勇んで出かけたのだが、予定の半ばにも至らない時点で車が大故障を起こし、偶々その時期がゴールデンウイークで世の中の大半が長期休暇だったこともあって、修理が大幅に遅れてしまい、何と予想だにしなかった秋田県横手市に半月も滞在してしまうこととなったのである。おかげさまで横手市に関してはかなりの理解・納得と多くの情報をモノにすることが出来たのだが、しかしそれ以降の旅の予定遂行に嫌気がさしてしまい、早々に家に戻ったという結果になってしまったのだった。

その後、夏を迎えた頃に孫たちと一緒に信州の霧ケ峰や美ケ原にでも行こうかと考えていたのだが、何かと野暮用が重なり、改めて考えてみれば孫たちにとっては時期尚早だなという慌てジジイの判断もあって、実現ならず。その後知人のからの軽井沢での再会のお誘いを受けて、ついでに富山の八尾まで足を延ばし、風の盆なるものを初めて見物したのだった。けれども、僅か1週間ほどの日程であり、くるま旅としては真に物足りない状況のまま今日を迎えたのだった。

秋の旅については、毎年この季節は関西を初め西日本方面への旅を企画しているのだが、今年は何度もお誘いを受けているお二人に再会しようというのがメインの目的となっている。お一人は岡山県倉敷市在住のAさんご夫妻であり、もうお一人は神戸市在住のMさんご夫妻である。Aさんご夫妻はくるま旅をされているわけではなく、トレッキングを核に日本のみならず世界各地を訪ねて旅歩きを楽しんでおられる方たちである。岡山県については関東育ちの自分たちには、どのような所なのかがなかなか理解できず知識も体験も乏しい状況にあり、これを機に大いに理解を深めたいと考えたのだった。又Mさんご夫妻は、高齢のこともあって昨年でくるま旅をリタイアされたのであるが、その後播磨高原の方に別荘を持たれて、そこで新たな人生の楽しみを味わっていらっしゃるということで、予てから是非のお誘いを頂戴していたのである。Mさんは自分の尊敬する旅の大先達であり、且つ人生を楽しむ名人でもいらっしゃるお方である。いつまでも止まっているわけにはゆかないのである。

このお二人、といっても実際は4人となるわけなのだが、実は加えてもうお二人再会を果たしたいと予定に組んでいる方がいる。それは鳥取県米子市在住のBさんご夫妻である。Bさんも昨年でくるま旅に一応の終止符を打たれているのだけど、岡山まで行くのであれば少し足を延ばして米子まで行って尊顔を拝したいと思わないわけには行かない。自分とは1年先に生まれられたちょっぴり先輩で、一杯やらずにはいられない大切な存在なのだ。旅の中で知り合った皆様との関係は、基本は「淡交」にあると考えているけど、それは淡白な上っ面のお付き合いというで済ませるなどということでは断じてなく、決してベタベタすることのない、深い心のバイブレートでつながったお付き合いなのだと自分は思っている。そのような方たちが全国に何人かおられるのは、真にありがたいことであり、これは我が人生の無上の宝物だと思っている。

このような懐かしい知人にお会いした後は、和歌山県の有田に寄って本場名産のミカンを買うことなども計算に入れており、さてさて、今回の旅ではどのような出会いが待っていてくれるのか、楽しみだ。

 

【今日(11/04)の予定】 

横川SA →(上信越道)→ 小布施HO →(上信越道・北陸道)→ 黒部IC →(K)→ 道の駅:うなづき(泊)

 

【昨日(11/03)のレポート】 天気:晴れ

<行程>

自宅 →(R294他)→ 真岡IC →(北関東道・東北道・上信越道)→ 横川SA(泊)

<レポート>

 実は今日が出発予定日だったのだが、昨日の内に既に準備が整い、初日は高速道ばかりの長行程なので、少しでもその負担を減らそうと、一日早く出発することにした。それで、初日の泊りは高速道の横川SAとなった次第。

さて、初日の昨日ですが、朝起きて外に出て見ると路面が濡れており、所々水たまりができていた。夜の間に結構雨が降ったらしい。しかし、食事の終わる8時過ぎにはもうすっかり回復して、青空が広がっていた。今夜は上信越道の横川SA辺りに泊ることにして、午後の出発とした。

孫たちは、今日は近くにあるつくばエクスプレス車両基地のお祭りだとかで、9時過ぎには歩いて出掛けて行ってしまい、少しさびしい出発となった。

今日は3連休の初日なので、混むことを想定して関越道経由で行くのは止め、北関東道の真岡ICから上信越道に向かうことにした。昼食後の12時半頃の出発となった。先ずはR294を一路栃木県真岡市へ向かう。天気はすっかり安定して、気温はかなり上がって来ているようで。汗ばむ陽気となった。無風快晴のピカピカの上天気で、旅の初日としては最高である。

1時間半ほど走って真岡市のICから北関東道に入る。そこから先は幾つかのJCTを経由して上信越道に入る。泊り予定の横川SA到着16時30分丁度。かなりの人と車で混みあっていた。

今日はとにかくここで寝るだけの移動日である。名物の峠の釜めしを買って来て早めの夕食とする。旅の間の暮らしの基本原則は、日の出と共に起き出し、日没と共に眠りに取り掛かるということ。ま、全てそのようには行くまいと思うが、要するに早や起き早や寝が大事ということである。

少しTVを見て今日は終わり。

コメント
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