【今日(11/07)の予定】
道の駅:しらやまさん →(R157他)→ 大乗寺参詣 →(K・R8)→ 道の駅:こまつ木場潟 →(R8他)→ 那谷寺参詣 → (R8・R364)→ 道の駅:山中温泉ゆけむり健康村(泊)
【昨日(11/06)のレポート】 天気:快晴
<行程>
道の駅:白川郷 → 白川郷散策 →(白山白川郷ホワイトロード・R360)→ 道の駅:瀬女 →(R360)→ 道の駅:一向一揆の里 →(R360・R157)→ 道の駅:しらやまさん(泊)
<レポート>
昨日は夜遅くまで渋滞が続いていた。早く諦めたのは正解だった。道の駅の第2駐車場はかなり広くて、夕刻までは半分くらいは埋まっていたのだが、夜になると泊る車は少なく、朝起きて外を見たら自分たちの他は2~3台しか見当たらなかった。直ぐ近くを庄川が流れており、そこから立ち昇った朝霧が幻想的だった。昨日行けなかった白川郷の写真を撮ろうと、朝一番で荻町城址の展望台まで行くことにして、6時半に出発する。この地の冷え込みはかなり厳しくぶるぶる震えるほどの寒さだったが、いったん外に出ると身体はシャキッとした。下方に見下ろす荻の集落を何枚かカメラに収める。霧がかかっているのを期待したのだが、それはちょっと無理だった。写真を撮った後は、そこの駐車場でお湯を沸かし朝食を済ます。
荻町城跡の展望台から見た今朝の荻町集落。白川郷の代表的な景観はまだ眠りの中にいるように見えた。
今日の予定は、午前中いっぱいくらいは荻町を中心に写真などを取りながら散策することにし、そのあとは白山白川郷ホワイトロードと名付けられたスーパー林道を通って、石川県側に行き、適当な道の駅に泊ることにしている。先ずは、白川郷の庄川脇にあるせせらぎ公園の駐車場に向かう。行って見て驚いたのは、確か数年前までは500円だった料金が倍になって千円となっていたこと。確かに駐車場は整備されていたが、何だか少しがっかりした。9時前に着いたのだが、既に広い駐車場の半分近くは車で埋まっており、人気の高さを思わせた。世界遺産に登録されて以降、外国からの来訪者も急激に増えたようで、聞きなれないことばが飛び交っていた。
ここからの時間は相棒とは別行動となる。相棒が何処をどう歩いているかは知らない。自分の方は、今日のメイン目的が絵になるような合掌造りの景観を写真に撮ることになるので、荻町に入ってしまうと、観光客に邪魔されて写真を撮るのが難しいと考え、公園内にある合掌造り民家を集めた野外博物館に入ることにした。入館料600円也。少し高いなと思ったけど、中に入って歩いている内にその疑問は氷解した。邪魔無しで本物の合掌造りを撮れるというのは真にありがたいことである。かなりの数の写真をカメラに収めたが、さて、出来栄えの方はどうなのか。疑問の多いところである。博物館の後はしばらく町中を散策して、車に戻る。
野外博物館内にある合掌造り民家の代表井的な景観。移築されて今は平穏な姿をとどめている感じがした。
相棒が戻ってきたのは、約束の11時半ちょうどだった。それから昼食を摂ることにして、近くのそば屋へ。混んでいて食べ終わるまでに1時間近くを要して、閉口した。とにかく遅いのは嫌いな性分なのである。味の方はまあまあか。昨日の相倉の蕎麦よりも満足度は半分以下。食べ物の評価は厳しい。時には恨みに変わることだってあるのだから。
食事の後は、スーパー林道へ向かう。この道を一度は通って見たいと思いながら、今までなかなかそれが実現しなかったのだが、今日はようやくそれが叶って嬉しい限りである。幸いに未だ紅葉も終わっていないようなので、ワクワクしながらの運転だった。どれほどの曲がりがあるのか数え切れないほどのカーブを通って、幾つかの展望名所でその名勝を楽しんだ。空は青く、山は全山紅葉に染め上げられて、文句なしの天気である。思ったよりも交通量も少なくて、ゆっくりと車を進めながら、景観を楽しんだ。
スーパー林道の三方岩付近展望台から、遠く正面に立山連峰だろうか冠雪の白い山が見えた。ここは標高1445Mとの表示があった。
スーパー林道の石川県側に入ると幾つもの滝が見られたが、それらの中でこのふくべの大滝は最大のもので、何と落差82Mから垂直に水が流れ落ちている。
驚きの渓谷の眺めに感じ入りながら、坂を下って白山市に入る。袂に瀬女という名の道の駅があり、寄ってみたが欲しかった白山堅豆腐は既に売れ切れていた。残念。それではと次の道の駅:一向一揆の里へ。あった。ここには堅豆腐が残っていた。ありがたい。時刻は15時を過ぎたばかりである。ここに泊ろうかと考えていたのだが、明日は金沢市内の大乗寺参詣を予定しているので、もう少し近くの方がいいと考え、道の駅:しらやまさんに泊ることにして出発する。15分足らずで到着する。今夜は風呂なしだけど、明日は山中温泉の道の駅に泊ることにしているので、文句は言わずにいつものように早やめの夕食を済ませ寝床にもぐる。