山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

17年 北陸・山陰・山陽・関西巡り旅 レポート <第4回>

2017-11-06 17:17:54 | くるま旅くらしの話

【今日(11/07)の予定】 

 道の駅:しらやまさん →(R157他)→ 大乗寺参詣 →(K・R8)→ 道の駅:こまつ木場潟 →(R8他)→ 那谷寺参詣 → (R8・R364)→ 道の駅:山中温泉ゆけむり健康村(泊)

 

【昨日(11/06)のレポート】 天気:快晴

<行程>

道の駅:白川郷 → 白川郷散策 →(白山白川郷ホワイトロード・R360)→ 道の駅:瀬女 →(R360)→ 道の駅:一向一揆の里 →(R360・R157)→ 道の駅:しらやまさん(泊) 

<レポート>

 昨日は夜遅くまで渋滞が続いていた。早く諦めたのは正解だった。道の駅の第2駐車場はかなり広くて、夕刻までは半分くらいは埋まっていたのだが、夜になると泊る車は少なく、朝起きて外を見たら自分たちの他は2~3台しか見当たらなかった。直ぐ近くを庄川が流れており、そこから立ち昇った朝霧が幻想的だった。昨日行けなかった白川郷の写真を撮ろうと、朝一番で荻町城址の展望台まで行くことにして、6時半に出発する。この地の冷え込みはかなり厳しくぶるぶる震えるほどの寒さだったが、いったん外に出ると身体はシャキッとした。下方に見下ろす荻の集落を何枚かカメラに収める。霧がかかっているのを期待したのだが、それはちょっと無理だった。写真を撮った後は、そこの駐車場でお湯を沸かし朝食を済ます。

荻町城跡の展望台から見た今朝の荻町集落。白川郷の代表的な景観はまだ眠りの中にいるように見えた。

 今日の予定は、午前中いっぱいくらいは荻町を中心に写真などを取りながら散策することにし、そのあとは白山白川郷ホワイトロードと名付けられたスーパー林道を通って、石川県側に行き、適当な道の駅に泊ることにしている。先ずは、白川郷の庄川脇にあるせせらぎ公園の駐車場に向かう。行って見て驚いたのは、確か数年前までは500円だった料金が倍になって千円となっていたこと。確かに駐車場は整備されていたが、何だか少しがっかりした。9時前に着いたのだが、既に広い駐車場の半分近くは車で埋まっており、人気の高さを思わせた。世界遺産に登録されて以降、外国からの来訪者も急激に増えたようで、聞きなれないことばが飛び交っていた。

 ここからの時間は相棒とは別行動となる。相棒が何処をどう歩いているかは知らない。自分の方は、今日のメイン目的が絵になるような合掌造りの景観を写真に撮ることになるので、荻町に入ってしまうと、観光客に邪魔されて写真を撮るのが難しいと考え、公園内にある合掌造り民家を集めた野外博物館に入ることにした。入館料600円也。少し高いなと思ったけど、中に入って歩いている内にその疑問は氷解した。邪魔無しで本物の合掌造りを撮れるというのは真にありがたいことである。かなりの数の写真をカメラに収めたが、さて、出来栄えの方はどうなのか。疑問の多いところである。博物館の後はしばらく町中を散策して、車に戻る。

野外博物館内にある合掌造り民家の代表井的な景観。移築されて今は平穏な姿をとどめている感じがした。

相棒が戻ってきたのは、約束の11時半ちょうどだった。それから昼食を摂ることにして、近くのそば屋へ。混んでいて食べ終わるまでに1時間近くを要して、閉口した。とにかく遅いのは嫌いな性分なのである。味の方はまあまあか。昨日の相倉の蕎麦よりも満足度は半分以下。食べ物の評価は厳しい。時には恨みに変わることだってあるのだから。

食事の後は、スーパー林道へ向かう。この道を一度は通って見たいと思いながら、今までなかなかそれが実現しなかったのだが、今日はようやくそれが叶って嬉しい限りである。幸いに未だ紅葉も終わっていないようなので、ワクワクしながらの運転だった。どれほどの曲がりがあるのか数え切れないほどのカーブを通って、幾つかの展望名所でその名勝を楽しんだ。空は青く、山は全山紅葉に染め上げられて、文句なしの天気である。思ったよりも交通量も少なくて、ゆっくりと車を進めながら、景観を楽しんだ。

スーパー林道の三方岩付近展望台から、遠く正面に立山連峰だろうか冠雪の白い山が見えた。ここは標高1445Mとの表示があった。

スーパー林道の石川県側に入ると幾つもの滝が見られたが、それらの中でこのふくべの大滝は最大のもので、何と落差82Mから垂直に水が流れ落ちている。

驚きの渓谷の眺めに感じ入りながら、坂を下って白山市に入る。袂に瀬女という名の道の駅があり、寄ってみたが欲しかった白山堅豆腐は既に売れ切れていた。残念。それではと次の道の駅:一向一揆の里へ。あった。ここには堅豆腐が残っていた。ありがたい。時刻は15時を過ぎたばかりである。ここに泊ろうかと考えていたのだが、明日は金沢市内の大乗寺参詣を予定しているので、もう少し近くの方がいいと考え、道の駅:しらやまさんに泊ることにして出発する。15分足らずで到着する。今夜は風呂なしだけど、明日は山中温泉の道の駅に泊ることにしているので、文句は言わずにいつものように早やめの夕食を済ませ寝床にもぐる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

‘17年 北陸・山陰・山陽・関西巡り旅 レポート <第3回>

2017-11-06 06:16:16 | くるま旅くらしの話

【今日(11/06)の予定】 

 道の駅:白川郷 → 白川郷散策 →(白山ホワイトロード)→ 道の駅:一向一揆の里(泊)

 

【昨日(11/05)のレポート】 天気:快晴

<行程>

道の駅:うなづき →(K)→ 黒部IC →(北陸道・東海北陸道)→ 福光IC →(R304)→ 相倉集落散策 →(R304・R156)→ 道の駅:白川郷(泊)

<レポート>

 昨夜夜半に雨は上がったようで、朝起きて外を見ると、未だ雲は多く残っているものの今日は晴れにち尾がいない空が広がっていた。狭い駐車場には昨夜泊りの車が10数台ほどいて、その中の何台かはエンジンをかけっ放しで、大迷惑だった。朝食前に少し付近を散策しようと、近くの下立駅まで往復する。この辺りは平野を耕地にしようとしているのか、集落の大半は平野から少し離れた山裾に密集して建てられているようだった。金龍寺というお寺があり、今日は何か法会があるらしく、早朝から車や人の動きが感ぜられて、その重要さの様なものが伝わってきた。近くにある神社に参拝した後、車に戻り朝食。時間が経つにつれて天気は益々回復し、出発する8時半頃には大方が青空となっていた。

 今日は富山県西部山奥の五箇山と少し先の岐阜県白川郷を訪ねる予定にしている。道の駅を出て少し走って、黒部ICから北陸道に入り、途中有磯海SAに寄ってゴミ処理などを行う。北陸道から東海北陸道に入り、福光ICで下りて、一般道に入り、R304をしばらく走って相倉集落の駐車場に到着する。10時20分過ぎだった。今日は3連休の最終日なので、いつもよりは混むのではないかと駐車場が心配だったが、どうにかセーフだったので安堵する。

 もう何度も来ている場所なのだが、今回はできる限り絵画の材料に使えるような写真を撮りたいという思いでの訪問なのである。それほど多くの多くの撮影ポイントがあるわけだはなく、探すのに苦労した。何枚かを載せる。

相倉集落の入口付近の、合掌造りの民家。この集落の合掌造りをを代表する一軒だと思う。

集落の中ほどにある原始合掌造りの家。ナンマイダブツ建てとも呼ばれているとの説明があった。真宗の信仰との関連が思われる。

集落の中ほどの山裾にあるお寺も合掌造り風の屋根をしていた。相念寺という名のこのお寺も集落の歴史と一緒にここまでやって来たのだと思った。

 相倉集落の後は少し離れた菅沼集落を訪ねるつもりでいたのだが、近づくにつれ、車の多さに異常感を覚えるようになり、入口近くまで行くと既にそこは動けない車で長蛇の列だった。これじゃあどうにもならないと諦め、道の駅:白川郷に向かう。トンネルを幾つか抜けて駅舎に近づくと、なんとそこから先の道は車で埋まっており、全く動かない状態なのだった。何回かここに来ているのだが、これほどの渋滞は体験したことが無い。白川郷の中心地の荻町集落までは、ここから3km以上もあるのだから、相棒の体力を考えると、ここに車を置いて歩いて往復するのはとても無理だなと思った。それで、結論としては、もう今日はジタバタするのは止めて、ここに錨を下ろしてゆっくりすることに決める。うっかり3連休であることを忘れて行程を組んだのが、そもそもの間違いだったとちょっぴり反省する。

というわけで、今日はこれで終わり。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする