山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘17年 北陸・山陰・山陽・関西巡り旅 レポート <第5回>

2017-11-07 18:52:36 | くるま旅くらしの話

 【今日(11/08)の予定】 

 道の駅:禅の里 →(R416・R8)→ 武生IC →(北陸道・舞鶴若狭道)→ 若狭上中IC →(K・R27)→ 瓜割名水 →(R27)→ 道の駅:若狭おばま(泊)

 

【昨日(11/07)のレポート】 天気:快晴

<行程>

道の駅:しらやまさん →(R157他)→ 大乗寺参詣 →(K・R8)→ 道の駅:こまつ木場潟 →(R8他)→ 那谷寺参詣 → (K・R8・R416)→ 道の駅:禅の里(泊)

<レポート>

 しらやまさんという道の駅は白山市にあるのかと思ったら、何と能美市の所属らしい。平成の大合併以降、地方へ行けば行くほど地名が判らなくなって来ている。いっそ覚えなければいいのだけど、旅の習いの一つとなっているので、これを止めるわけにはゆかない。白山市というのも、どこなのかが判りにくい地名である。白山町だけではなく、鶴来町なども加わっているので、つかみどころのない広さを感ずる。

 今日も快晴の天気となるらしい。この場所は南北をかなり高い山に挟まれた手取川の渓谷に沿って造られているので、日が昇っても実際にお日様を拝めるのは、2時間くらい遅れてしまうようだ。8時半g頃になってようやく日が差し始めた。

 今日の予定は、先ずは金沢市内の前田家墓所近くにある大乗寺に参詣すること。そのあとは当初の計画で訪ねる予定だった能登の珠洲の銘酒「宗玄」をR8沿いにあるはずの酒の店で手に入れること。そのあとは昼食の後那谷寺に参詣し、どこか温泉施設を探して入浴を済ませ、近くの道の駅に泊ることにしようと考えている。

 先ずはナビを設定して大乗寺に向かう。難なくお寺さんに着いたのだが、駐車場が判らない。迷ったあとで、諦めかけた頃にようやく駐車場を探し当て、それからの参詣となった。大乗寺は千三百年の歴史を持つ名刹であり、境内の佇まいもさすがだなと思った。総門を潜り、朱色の山門をくぐると大雄殿と名付けられた回廊のある本堂らしき建物が聳えていた。般若心経を誦して心を整える。境内には咲き始めたツワブキの錆びた黄色の花が印象的だった。

大乗寺総門。黒門という呼び方もあると聞く。逆光で上手く撮れていないのが残念。

大乗寺山門。これは赤門とも呼ばれているとか。貫録のある重さを感じた。

大乗寺大雄殿。回廊となっていて、奥の方に本堂がある。大きな規模のお寺という印象が強くあった。

 参詣を終えた後は、一路R8を目指す。金沢市内の道路は、方向感覚とはかなりずれて頭に入っており、地図などを見ても良く分からないので、ここはナビに頼ることにした。ようやくR8に出て、そこからは昼食休憩予定の道の駅:こまつ木場潟を目指す。この道の途中に確か酒屋があったはず。といってももう以前買った時から10年近くも経っているから、郊外の店の盛衰は見当もつかない。なければ諦めるしかない。そう思いながら走っていると、以前とは反対側に酒の店を発見。遠廻りして駐車場に入り、中を覗く。あった!何種類かの酒の中に求めている「宗玄」を見つける。大吟醸などは見向きもせず上撰を探し求め、何本かを買い求める。これで正月の酒は大丈夫だ。安堵した。「宗玄」の上撰は昔からの酒で、飲んでも悪酔いしないというのが気に入っている最大の理由である。これは自分にだけ通ずる話なのかもしおれないけど、まだ裏切られたことはない。

 酒を手に入れた後は、ひたすら走って、間もなく道の駅:こまつ木場潟に到着。驚いたことに駐車場は、ほぼ満車となっていた。やむなく隅っこの方に車を止めて、昼食となる食べ物を買い求める。自分は鯖寿司だった。ここに泊るのなら一杯やれるのになあ、などと思いながらお茶で我慢する。それにしてもこの混雑は何なのだろう。平日なのに、この道の駅がこれほど混んでいるのを見たのは初めてだった。時代は少しずつ変わっているのであろうか。

 昼食の後は、近くにある那谷寺に参詣することにして向かう。直ぐに到着したのだが、ここも大変な混雑ようで、広い駐車場はほぼ満車の状態だった。参詣しようと門のところまで行ったら、何と拝観料とやらを600円もとられると知り、自分は入るのを止めることにした。お寺が拝観料を取るというのは邪道だと思っている。衆生を救うのであれば、喜捨を求めるべきであり、料金を求めるのはけしからんと思っている。だから、よほどのことが無い限り、有料などというお寺には入らない。相棒だけが、そんなことはどこ吹く風様にサッサと入って行った。それを引き留める理由は無い。

那谷寺は西国三十三ヵ所に含まれる寺だったというのを相棒から聞いて、ああそうかと思い出した。今日もかなりの参詣客でにぎわっていた。これは山門付近の景観。

 さて、那谷寺参詣を終えて、今夜の宿なのだが、当初は温泉施設が併設されている道の駅:山中温泉ゆけむり健康村を考えていたのだが、なんと毎週火曜日は温泉が休みだという。それで、芦原温泉などを考えていたのだが、調べている内に新しく出来た道の駅:禅の里という所には温泉も併設されており、今日も休みではないというのを知り、そこへ行くことにした。

 その後の道の駅:禅の里までの行程は、やや不可解だった。ナビが悪いのか新しい道路が造られ過ぎたのか判らないけど、思ったよりもかなり長い行程だったので、不安が少しました。しかし無事に到着して安堵。併設の温泉に入ってやれやれの一日が終わる。

コメント
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