村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

古筆歌切番付 大関

2017-04-22 03:53:05 | 古筆
書くことがない時には
お勉強中の古筆を
少しずつ覚えようと
美術手帳の
名家古筆歌切番付

東の横綱は高野切
西の横綱は継色紙

東の大関は
貫之の名家集切
西の大関は
行成の関戸本古今集

必携茶湯便利帳によると
名家集切・名家歌集切
伝紀貫之
清原深養父・坂上是則らの歌集と断簡
料紙は飛雲紙
装丁は胡蝶装冊子本

関戸本古今集は
名古屋の素封家関戸家に伝来
伝藤原行成
古今和歌集の断簡
料紙は斐紙の色紙
装丁は胡蝶装冊子本

斐紙がわからず調べてみた
雁皮紙のことらしい

雁皮紙
古代では斐紙や肥紙と呼ばれ、
その美しさと風格から
紙の王と
評される事もある。

繊維は細く短いので
緻密で緊密な紙となり、
紙肌は滑らかで、
赤クリームの自然色(鳥の子色)と
独特の好ましい光沢を有している。
丈夫で虫の害にも強いので、
古来、貴重な文書や金札に用いられた。
(ウィキペディアより)





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