山口青邨
炉開や枯菊を焚く香あり
山口青邨ヤマグチセイソンとは
俳人,鉱山学者,随筆家。
盛岡市生れ。
1916年東京帝大工学部卒。
1939年同大教授となり鉱山学を講じた。
1922年水原秋桜子らと東大俳句会を興し,
高浜虚子の指導を受けて《ホトトギス》の代表俳人となる。
1930年より《夏草》を創刊主宰。
昨日習った茶話指月集は
庸軒ヨウケンの女婿の久須美疎安が書いたもの
その藤村庸軒は
千利休の孫、宗旦に師事し、
宗旦四天王の一人となる。
庸軒は久田家に生まれる。
兄の宗利の嫁は宗旦の娘。
久田宗利は
元伯娘くれを妻とし、
宗旦より茶を学んだ。
次男は表千家五代を継いだ随流斎。
庸軒(1613~99)は京都の呉服商の
藤村家の養子となる。
初め藪内紹智に学び、
ついで小堀遠州や金森宗和に学んだ。
さらに千宗旦に師事し、
利休の台子の法を伝授された。
漢学的素養が深く
茶の湯にも大きな影響を及ぼしている。
点前は師直伝の厳格さを伝え、
侘(わ)びに徹する。
庸軒流の祖となる
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