村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

佐野のわたり

2011-12-10 23:56:24 | 茶の事
賛は
駒とめて
袖うち払ふかげもなし
佐野のわたりの
雪の夕暮
. 藤原定家

有名な佐野の渡りの歌だ
画面に馬が登場し、主人公が袖をかざして雪がよけるようだと
だいたいそれは
佐野の渡り この歌を題材にしていると先日先生から習ったばかり

深深と降る雪に
音はみな吸い込まれて
無音の世界がそこにある

画は清原氏女雪信とあり
清原雪信キヨハラセッシンで女雪信オンナセッシンとも言うと教えて頂いた
久隅守景を父に、探幽の姪を母に生まれた
江戸前期の狩野派の女性画家だそう



今夜は月蝕
何度か外に出て月を眺める
赤い月は妙に艶めかしい


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2 コメント

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そうだったんですか~ (tohoyuki)
2011-12-11 08:47:49
こんにちは

佐野の渡り
佐野の渡しだと思っていました…

村雨庵様のブログは色々と勉強になります!

寒さが増してまいりましたね
お身体ご自愛くださいませ

ちなみにびっくり廣徳寺残念ながら 全席制覇は難しく5席で帰宅いたしました…
地唄舞は拝見できませんでしたが お隣で三味線の音色を聴きながらの風流なお席を楽しんでまいりました
返信する
コメント有り難う御座います (村雨庵)
2011-12-12 00:30:38
風邪をひくと予定がくるいます
楽しいことにも参加出来なくなったりします
お互いに風邪をひくのは止めましょうね
返信する

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