村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

夏の夜は

2023-08-01 23:17:02 | Weblog

 式子内親王
夏の夜はやがてかたぶく三日月の
見る程もなく明くる山の端

今日は読売カルチャー
茶話指月集を読むと
侘び
寂び
という言葉が出てくる

紹鴎は侘びを
「正直に慎み深くおごらぬ様」
『南方録』では、
侘が「清浄無垢の仏世界」
岡倉覚三は「茶道の根本は‘不完全なもの’を
敬う心にあり」


さびは→ 動詞「さ(寂)ぶ」の連用形から》
1 古びて味わいのあること。
枯れた渋い趣。
2 閑寂枯淡の趣。
3 声の質で、低く渋みのあるもの。
4 謡曲・語り物などの声の質で、
声帯を強く震わせて発する、
調子の低いもの。
5 連歌・俳諧、特に、蕉風俳諧で重んじられた理念。
中世の幽玄・わびの美意識にたち、
もの静かで落ち着いた奥ゆかしい風情が、
洗練されて自然と外ににおい出たもの。
閑寂さが芸術化されたた句の情調。
(ウィキペディアヨリ)

写真は
2017の8月朔日の紫兎先生の玄関

コメント
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