村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

いちに写瓶シャビョウ

2017-03-25 20:09:34 | 茶の事
法水写瓶ホッスイシャビョウ
法水とは
清浄な法を水に譬タトえ、
写瓶とは
瓶から瓶へ水をうつすこと。
血脈相承をあらわしている。

伝承する人が変わっても
法は不変であることを、
容器が変わっても
中の水は不変であることをもってあらわしている。

茶の稽古をするというのは
まずは
一に写瓶
師の教えをそのまま
一から十 我が身に移す
自分勝手に変えたり
ぼんやりして見逃したりしない
ただそっくりそのまま移す事が重要だと
先生は仰る
学びはまねび
素直にまねる事をめざして
日々の稽古を励もうではないか



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青丹よし

2017-03-25 00:33:05 | 茶の事
青丹よし

茶杓の銘にあり
さて意味を説明しようと
奈良の枕詞よ
としておくが
ホントは中々難しい


万葉集の歌が有名だ
青丹よし奈良の都は咲く花の
におふがごとく今盛りなり
小野老オノノオユ

青丹よしは奈良の枕詞
青丹という色があり
青丹という重ねもある
万葉集の時代に花というと梅だが
桜のイメージが強い
菓子にも
青丹よしという干菓子がある
なんだかわからないから
またにしよう



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