村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

けふの月

2014-10-04 22:44:54 | 茶の事
何となく上を向くと
街燈にかかっている旗のようなものに買いてあるのは
「月と波」
夜空に浮かぶ月と
重ねられた青海波が和風の雰囲気でつい
足を止めて写真を撮った


今日の月は月齢 9
月齢とは新月の 
月が全く見えない時を 0として
毎日数が増え、満月は月齢 15となるようだ
もっとも
正確にはもっと細かく難しいらしい


「今日の月」で気に入っている俳句

盗人の首領歌よむけふの月 蕪村


いいねぇ
ぬす人も
首領ともなると余裕で
歌を詠みたくなる
それほど秋の月は美しいのだろう
今日は月齢 9

心で見よう 満月を



茶の湯・茶道ランキング



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五島美術館・紫廼茶話会茶会

2014-10-04 00:11:43 | 茶事 茶会 
今日は五島美術館での茶会

濃茶席は
寄付床 乾山画 秋草の図
本席床 良寛筆 漢詩
香合 堆朱 明時代
風炉釜 眉風炉に筒釜 長野烈造
水指 仁清信楽 仁清造
茶入 瀬戸春慶 銘落栗
茶杓 近衛予楽院作
茶碗 古萩 
替 礼賓手三島
蓋置 宗和好 寄せ竹
建水 棒の先 サハリ

薄茶席は
床  宗中賛伊川院画 寿老人 是見人延命
香合 黒柿菊蒔絵 時代
風炉釜 朝鮮風炉 畠春斎造
水指 染付蜜柑 村田陶苑造
薄器 不昧好み宮城野棗 漆壺斎造
茶碗 高取 時代
替茶碗 武蔵野色絵 桐山造
    鵬雲斎大宗匠箱
替茶碗 虫明焼 時代
茶杓  松枝不入作 銘 芦田鶴
建水 曲げ

主菓子
濃茶は 紅白金団
器は 治兵衛造 木地の縁高
薄茶は 味噌せんべいに菊と葉
菓子器は音丸耕堂造 高麗盆



真夏日のように気温が高い
今頃は搬入、今頃は茶会が始まったかな・・・

家に居たところ電話が鳴った
「お弁当が来たのですが、お茶が一緒に来ないのです」
予めお弁当もお茶も代金は振込済み、
ひょっとしたら私はお弁当代しか振り込んでいないかも、
すぐ調べたところ振込してあった

「お茶がないのは大変なのですぐさまコンビニに買いに出ました」という
お弁当屋さんへ電話すると
「遅れましたがお茶は向かっています」とのこと
「もう此方で手配したから、もういりません」
という事で電話を切った
そのあと また電話あり
「お弁当屋さんがお茶を持ってきました」と また電話
あらら お茶だらけになってしまった

お弁当屋さん
後から来るなら此方に連絡ほしいよね

その為 受付やら点心やら案内係やら
現場は大変だ
さぞ

また
お越し下さいましたお客様へは
行き届かない事柄
どうぞお許し下さいませ


シラユキゲシ様
宮城野棗の甲の写真と蓋裏の写真を載せます
上手に写真が撮れませんでした





弓取に哥とはれけり秋の暮

茶の湯・茶道ランキング


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする