村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

桐の花

2014-04-21 20:04:46 | 植物・茶花
喉が痛い、身体がだるい
熱がある
予定はあったが取止め
病院へ行く
血液検査、尿検査、点滴をした
薬をもらって帰る

行くまでの道で気がついた
桐の花が咲いている
大きな木だ 空間いっぱいに枝を広げ
紫色の花を咲かせている
よく知っている木ではあるが
では回りに桐の木があるかというと
このあたりではここと
もう一ヶ所のみだ

桐は菊と並び植物で高貴なものされ、宮家の副紋であった
貢献のあった武将に金銀や禄を与えるように
桐花紋を与えた事もあったようだ
桐の木は白く水に強く
材木は箪笥や茶道具の箱など身の回りにも多い
また花札の12月が桐だが
花咲くのは今なのに 何故だろう
「これっきり」という意味だと誰かに聞いたがあっているか不明
花札には鳳凰がいる絵札がある
鳳凰は桐に棲むといわれ
茶道具では庸軒好みの凡鳥棗が有名だ
甲に桐の蒔絵がある

夕食を済ませたらまた
熱が出て来た
薬を飲んで寝よう




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コメント (2)
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