村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

雪のうた

2014-02-05 23:34:30 | 村雨庵 稽古 
二月初めての水曜稽古 
昨日雪が降ったので
雪の歌を掛けた

雪のうた 詠みはべる うちに 
  胤明

くれないに
あさひにほへる富士のねを
のきばの ゆきにつづきてぞみん


筆者は千葉胤明 ちば-たねあき
1864-1953 明治-昭和時代の歌人。
元治元年6月11日生まれ。
高崎正風に和歌を,長三洲に書をまなぶ。
明治40年御歌所常勤寄人,昭和12年御歌会の点者に任じられた。
芸術院会員。
昭和28年6月25日死去。89歳。
肥前佐賀郡出身。書号は春翠。《日本人名大辞典》




椿は「のりこぼし」
毎年隣の庭からチャドクガがやってきて
さんざん憐れな姿の椿が四本ある
のりこぼし はごろも あけぼの あとひとつは不明
一昨年 隣人が引越してそこに建て売りが五軒立った
庭は皆無 チャドクガも来ない
それで今年はようやく糊こぼしが蕾をもった


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コメント
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