村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

打出焼

2014-02-23 23:11:55 | 菓子
今日 和菓子教室で作ったのは
「わらび餅」

そのわらび餅が盛っている雲錦の銘々皿は
「打出焼」だ
うちでと印がある



打出焼は
明治の終わりから昭和にかかり
兵庫県打出村、現芦屋市で焼かれた焼物で
斎藤幾太から初代阪口砂山、二代砂山の60年間、京焼風な陶器を焼いた
以前この小皿を見た時に私が打出焼だと言ったらしい
たまたま家にもあるから印を知っていて分かったのだ
印というものは目がいいから読める訳ではない
その印を知っているから読めるのだとS先生からならった
その為には ものを買う事 
自分のものは良くわかると・・・
今日の午前中、久しぶりにS先生へお電話したところ
大変お元気そうで安心した
この3月でおん年93歳になられる
今日もけっこう長電話をしてしまった
お元気なお声を拝聴し嬉しい
点前だけではなく、茶の湯を深く広く楽しめるのは
只ただ、先生のお陰だと思っているから

鶯の逢ふて帰るや冬の梅 蕪村



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