村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

東博も 定家さま

2009-09-12 22:22:28 | 茶の事
土曜日 
雨道具の支度をし 
都内某所へ 出かける

いつものあたりに5つ席をとる
そま先生 りやま様 おりゅう様 ながたん姫と私の分
月一度のお勉強とは言え 
淑女の皆様にお目もじする事 
女学生の如く ほんとに楽しみだ 

早く終わった
家に帰るかと思ったが
踵を返し 山手線で上野へ行く
行先は 東博
東京国立博物館
今は特別展もないので空いているはず

本館 
常設展 すぐ2階へ
この2階への正面の階段は
キムタクのミスターブレーンの撮影に使われていたはず

重厚で優雅な この階段を上っていく
今日は何を拝見できるか・・・
ちょっとワクワクする
早速 国宝の部屋にちょっと寄 地獄草子だ 赤の色がすごい
次に二階の3室へ行く
仏教美術から 宮廷の美術へ
平安鎌倉の藤原の俊成、家隆、定家、為家、為氏
水茎うるわしくも内容は書状と譲状にて 麗しい内容ではないようだ・・・シャレ!
次の部屋4室では茶の美術
掛物は定家 小倉色紙だ
百人一首の前大僧正慈円
おほけなく 憂き世の民に おほふかな わが立つ杣に 墨染めの袖 

一昨日の三夕の歌、今日の3室の書状とこの4室の掛け物も定家とは
このところ 定家さまに ご縁あるらしい

茶碗は国宝 馬蝗絆バコウハン
それと こもがい茶碗 田子月タゴノツキ
水指は 祥瑞花鳥丸文水指 「五良大甫呉祥瑞造」
染付の発色が目に鮮やか
すっきりしている
茶杓は古田織部だが筒は誰か?
茶入は絵唐津 
銹絵竹文茶入 銘 妹背
さびえは京都の鉄絵呉須などを言うと習ったが
唐津もさびえとは

花入は砧青磁 象耳花入

良い道具を見たるは
眼に栄養だ
さあ
心豊かに家へと帰ろう
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする