村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

村雨庵 聞香炉のつくりかた 

2009-05-27 23:58:35 | 茶の事
稽古が終った
今日は七事式なので
5名一度に終わる
いつもより早く
夜10時前には終わった
その後薄茶の稽古を森金さん

風炉になりて初めての七事式ゆえ
まず平花月で一服し
花台に花を盛り
炭とりを準備して
香盆を支度した

且坐をする 

月はデレラ嬢 
花はとび姫
一は香を森金さん
二は花 かつ殿
三は炭 あいてら修理課長
茶は修行だというに 
社中はリラックスして楽しげである
まあ それも村雨庵風か


誰でもできる水屋の仕事

今日は*聞香炉のつくりかた*
(ただし 村雨庵風であるが)

まず灰に空気を入れるため火箸でグルグルかき回す
香炉灰に湿気があると火味がよくないので
あらかじめ
燃え残りの香たどんなどで灰を温めておくと良いが
せずとも よし
灰の量は
聞香炉にふわっと すれすれいっぱいか 少し少なめでもよい

1・平らにして中央に香たどんが入るように太めのTの字を書くように火箸で開ける
  深さは香たどんの高さより少なく
2.その開けた中にたどんを押し込む
3.まわりから中心に向かって灰を掻きあげる
4.灰抑えで軽く一周 押さえる
5.小羽で端の灰際を一周 する
6.もう一度灰抑えで抑え 円錐形にする
7.足を確認して9時の方向に置き換え 聞き筋を火箸で入れる
8.火箸で中心に渦を巻きながら、たどんに火箸がふれるまで落とし
火穴を開ける
9.聞き筋を正面にする 足は1本前にして 完成

その後銀葉をのせ 香木を焚くのだが・・・



さあ
あすも稽古日である 
今夜は これにて御免



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする