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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

藤の花植ゑたる人ありけり

2017-04-24 02:40:41 | 文の会
今日は文の会
月に一度の音読の会だ
音読は体にも脳にも良いとのことだが
一人では長く声を出して
読むことは出来ない
すぐのどが疲れてしまうので
何名かで順に読むことが
長続きのこつでもある

今日は伊勢物語の八十段から
少し進んだ

伊勢物語 八十段
昔 おとろへたる家に 
藤の花植ゑたる人ありけり
  三月のつごもりに 
その日雨そほふるに 
人のもとへ
折りて奉らすとて よめる 

濡れつゝぞ
しひて折りつる年の内に
春はいくかも
あらじと思へば

写真はバイ様とヒロコ様と
待ち合わせをしたイタリアンの店
お昼からワインで乾杯してから
ランチをとる

夕方遊びに来た
森金さんとサカチカさんとで
同じ店で夕食
二回も来たので
お店の人が驚いていた

夜は白ワインで乾杯


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伊勢物語を読もう

2016-12-18 23:53:12 | 文の会
今日はいつものイタリアンで待ち合わせ
お昼のコースを予約済
ワインは赤白頼んだので
ちょっと酔った

今日は文の会
伊勢物語を読む

第六十九段 狩の使
第七十段 あまの釣舟
第七十一段 神のいがき
第七十二段 大淀の松
第七十三段 月のうちの桂
第七十四段 重なる山
第七十五段 海松(みる)
第七十六段 小塩の山

あとは来年



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海人の刈る藻

2016-11-26 00:56:44 | 文の会
今日は文の会
待ち合わせはイタリアンのレストラン
毎月予約して
お昼なのだが必ずワインにおつまみを頼む
ランチのコースを注文
パスタを三種類取って
シェアする
ここ中々美味しい

伊勢物語は、
歌人在原業平と目される人物の
一代記の形をとった
平安時代前期の歌物語である。
作者、成立年代は未詳

今日は65段まで読んだ
あまの刈る藻に
すむ虫の
我からと
音をこそなかめ
世をばうらみじ

海人の刈る藻とは
蓮月の歌集の名だ
もちろん蓮月は伊勢物語を読んでいて 
この名を付けたのだろう
としばし
話題に上がったが
前に読んだ時の方が
詳しく書いてある
来月もこの調子で
どんどん進もう



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在原業平ありわらのなりひら

2016-08-23 00:56:56 | 文の会
伊勢物語の主人公
その昔男は
在原業平だと言われる
計算すると1136年も経っているのに
たくさんの絵にもなり
物語の中にいる

写真は三人の歌仙画が
台張り表装してある私の掛け軸


在原業平
ありわら‐の‐なりひら
[825~880]
平安前期の歌人。
六歌仙・三十六歌仙の一人。
阿保親王の第5子。
情熱的で詠嘆の強い和歌を残し、
伊勢物語の主人公とされる。
美男子の代表といわれる。
在五中将。
(デジタル大辞泉の解説)



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もろこし船になりたい

2016-08-22 00:14:35 | 文の会
今日は文の会
いつものイタリアンで待ち合わせ
1500円のランチのコース
パスタは三種類をシェアする
あとスイーツと飲み物
イタリアンの珈琲は苦いね


今日は伊勢物語
原文を読んで読み下しを読む
この繰り返し
今日もお喋りのあとに
少し読んだ


第二十六段 
( もろこし船)
むかし、
男五条わたりなりける女を
え得ずなりにける事と
わびたりける、
人の返り事に、

思ほえず
袖にみなとの騒ぐかな
もろこし舟の
寄りしばかりに


昔、男が五条の辺りに住んでいた女を
得られなかったと
嘆いていたが、
ある人の手紙の
返事に詠んだ歌。

思いがけず、近づいてきたのが
唐舟なもんだから
だから
少しでもちかづくと
凄く大きな波が立って
そのしぶきで私は泣いてしまうのだ

というところか

もろこし船は
中国の船、
中国へ行き来する船だとか
遠くへ行くので
長い旅に耐えるように
大きく頑丈なのだろう 
大きくて強そうなものを
もろこし船と言うのだろう



 

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伊勢物語

2016-03-22 00:11:14 | 文の会
今日は文の会
最近は文を読まずに
古典を読む
以前も読んだがまた
伊勢物語を読む

伊勢物語の作者は不明
一章ずつ完結しているので読みやすい

定家本では全125段、
ある男の元服から死にいたるまでを数行程度の仮名の文と歌で作ったものが
伊勢物語だ

次回のふみの会は
4月29日




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伊勢物語 春や 昔の春ならぬ

2016-02-20 21:14:24 | 文の会
今日は文の会
竹取物語を読み終え
今月から伊勢物語

以前源氏の会でも読んだので
私だけ二度目だが
1度や2度読むくらいでは
ただ眺めているだけで
何もわからない
忘れてしまう早さの方が
遙かに早いのだが
まあ 
やらないより増しだろうと
少しだけ読んだ

伊勢物語
一段から
今日は五段まで
歌物語ゆえに
毎段和歌が必ずあり
どれもどこかで聞いたことがある歌ばかり
でも
知っているようで
完璧に口ずさめるかというと曖昧だ
この際 覚えよう


春日野の若紫のすり衣
しのぶのみだれ
かぎり知られず


みちのくのしのぶもぢずり誰ゆゑに
みだれそめにし
我ならなくに


起きもせず
寝もせで夜をあかしては
春のものとて
ながめくらしつ


思ひあらば
葎の宿に
寝もしなむ
ひじきものには
袖をしつつも


月やあらぬ
春や昔の春ならぬ
わが身ひとつは
もとの身にして

写真は交差点の信号待ちの時写した

誰がためにか
花を咲かす
赤い椿が目をひいた


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