フン族は中央アジア起源の遊牧民です。匈奴と同一民族という説もあるように、紀元前から周辺の農耕民の領土を侵略し略奪する好戦的な軍団であったようです。侵略が得意であった理由は、まず武力が優れていたことです。
射出力の強い小型の複合材弓を使い走行騎射の技術に巧みな騎兵軍団でした。遊牧生活の延長として家畜を同伴して進軍、転戦、撤退を行うので兵站が容易で移動速度が速い。この集団走行騎射の攻撃に慣れていない重装歩兵隊は苦戦します。敵が組織力のない個別小軍団であれば、フン族は連戦連勝したでしょう。

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