五世紀になると、このフン軍団は周辺の遊牧民を糾合して、ドニエプル川からドナウ川にかけて侵略を繰り返す大軍事勢力になります。ここで侵略の対象として、ドナウ川の対岸に広がる最高の文明領域、東西ローマ帝国にひきつけられていくのは当然の成り行きでしょう。獲物が大きければ大きいほど仲間を呼び集めやすい。その原理に気づいた軍政の天才がアッティラ大王だった、といえます。
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