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哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

隠棲を理想とする

2015年02月09日 | yyy43 ひまを守る



昔のインテリは隠棲を理想とするようなところがあって随想録などにも書かれているし、また近代、現代の読者もそのような人生を尊敬して読むようです。たとえば「魚は水に飽かず、魚にあらざればその心をいかでか知らむ。鳥は林をねがふ、鳥にあらざればその心をしらず。閑居の氣味もまたかくの如し。住まずしてたれかさとらむ。(一二一二年 鴨長明「方丈記」)」とある。つまり分からない人は分からないだろうが、世俗を捨てられる人には、ひまな生活が理想的なのであると。


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つらい隠棲生活

2015年02月08日 | yyy43 ひまを守る

つらいひまに耐える生活とも言えそうです。暖房はだめとか、肉食はだめとか、暖衣飽食の現代人や昔でも富貴な貴族から見ればつらい隠棲生活ではあっても、忙しくはない、たしかに、ひまといえばひまでしょう


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つらいが耐える

2015年02月07日 | yyy43 ひまを守る




修道士や僧は神仏に仕えて祈祷礼拝や瞑想を重要な活動としていました。彼らの生活は質素でエンターテインメントなどあまりありません。宗教心が薄い現代人から見ると、退屈な毎日のように思えます。ひまな生活のようだといいたくなります。ひまであるが、楽ではない。つらい。つらいが耐える。


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修道士とか僧侶とか

2015年02月06日 | yyy43 ひまを守る

こういう状態は、聞いている限り、楽そうです。たいていの人は毎日忙しくてうんざりしていますから、ひまにあこがれる。楽そうだな、良いなあ、と思います。しかし実際自分がそれになってみると、楽ではない。むしろつらい。つらいけれどもその状態を守る。まるで修行僧のようです。
実際、中世の修道士とか僧侶とかは、懸命に瞑想したり座禅したりしてひまを守ることを修行としていたそうです。



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いつも退屈が正しい

2015年02月05日 | yyy43 ひまを守る


本人がひまだと思っている。退屈している。それでも、何かをする気にはなれない。本気で眠る気にもなれない。それで何もしない。ごろごろしている。ぶらぶらしている。仕事をしているふりをしている。無職でもよいが、農業、手工業、勤め人、主婦その他、職業生活はしていてもいつも退屈している。そういう状態が正しい意味で、ひまを守る,という状態です。


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