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哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

内面は科学の対象外

2012年12月16日 | xxx2私はなぜ現実の中に生きるのか

Collier4__the_land_baby できません。目に見えて指さすことができるものを語ることから成り立っている科学は、結局は、目に見えないもの、指さすことができないものをきちんと語ることはできない。人の内面は、科学の対象外です。

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科学は内面を語れるか?

2012年12月15日 | xxx2私はなぜ現実の中に生きるのか

指さすことができないものを言い表そうとすれば、私たちはすぐ、言語の限界に突き当たります。文学は、結局は言語の限界を超えられません。

科学もまた言語を使って物質について語ります。たとえば脳について語る。自律神経系について語ります。科学は人の心、内面を語ることができるのか?

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文学と比喩

2012年12月14日 | xxx2私はなぜ現実の中に生きるのか

Collier3lilith ちなみに文学は言葉で個人の内面を語る、といわれます。しかしそれは比喩で語られる内面の描写でしかありません。「胸が張り裂けるような悔み」とか「痛恨の極み」とかいう言葉を読めば、あああれのことかな、と内面の感情を想像できます。しかしそれは目に見える目の前の客観的な現物を指して言う言葉に比べると、それが何を言い表しているのか、正確に伝わるのかどうか、あぶなくあやしげです。

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言語は内面を語れない

2012年12月13日 | xxx2私はなぜ現実の中に生きるのか

そういうことで私たちの身体は、なぜ私たちが現実の中に生きているように感じるのか、あるいはなぜ私たちは自分が内面の心を持つように感じるのか、自覚できません。つまり私たち人間は、そういう感性を持つようにでき上っている。そういうような感性の上にでき上っている現実世界のさらに上に作られている言語(自然言語)は(拙稿の見解では)、当然、個人の内面を語ることなどできません。

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自覚できない理由

2012年12月12日 | xxx2私はなぜ現実の中に生きるのか

Collier2lady_godiva_by_john_collier この話はしかし、このあたりから、やや面倒な話になります。この話が面倒になる理由は、私たちが私たちの身体の中で現実がどのようにして作られているのかを自覚することができないからです。また、私たちが感じるところの私たちの内面についても、それがどのようにして私たちの身体の中で作られているのかを、私たちは自覚することができません。たぶんその理由は、そのようなことを自覚することが生活上、何の利益にもならないからでしょう。さらに言えば、そのような自覚ができてしまうと、人間がふつうの社会生活をするうえで面倒なことがいろいろ起きてしまうからでしょう。

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