私たち人間の身体は、ここに間違いなく現実世界があるかのように感じ取る。ここに現実世界があると全面的に確信する。周りの仲間の動作や表情を見取ってそれが間違いないと確信する。そういう身体になっています。こういう身体であることが人類の進化上有利だったということでしょう。
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私たち人間の身体は、ここに間違いなく現実世界があるかのように感じ取る。ここに現実世界があると全面的に確信する。周りの仲間の動作や表情を見取ってそれが間違いないと確信する。そういう身体になっています。こういう身体であることが人類の進化上有利だったということでしょう。
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ここに現実世界がある。あるいは言い換えれば、私たち人間の身体は、絶対ここに現実世界があるかのように感じ取る。ここに現実世界があると全面的に確信する。こういう事実があります。
私はなぜ現実に生きているのか?
その答えはこれです。
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このように感じ取れる現実は、理論化されて科学の対象ともなり、自然の法則に従う理論的な物質世界として描写することができ、また社会現象として理論化され確率的な予測を可能とします。毎日の経験により、そういう現実を確認することで、私たちはますます現実に対する信頼感を強め、現実世界の存在感の中で安心して生きていくようになります。
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目に見えて耳に聞こえる現象を仲間と一緒に感じ取りそれを現実と呼ぶとすれば、そのように呼ばれる現実は、当然、先に挙げた三条件を満たすことが分かります。
つまり、仲間と唯一の現実を共有できる時間と場所だけにおいてそれが現実であることを感じ取れることから、そうでない時間と場所においてはそこに唯一の現実があるとしても間違いとはいえない。したがって次の条件が成り立つ。
① どの時間どの場所であっても、その時そこには唯一の現実がある。
また仲間どうしが同じと感じるものだけを現実とするので、
② その時間その場所にいればだれもがそこにある現実を同じものとして感じ取る。
また当然、仲間とともに①と②が確信できると感じられるものだけを現実とするから
③だれもがそのこと(①と②)は知っている。
という三条件が成り立ちます。
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たとえば、仲間と仕事をする場面では、仲間が感じている現実を、私たちは、同じように客観的に感じ取って行動する。一人でリラックスしている場面では、現実を意識せず、人を意識しないし、自分の内面をもあまり意識しない。強い感情や自分の感覚に違和感を覚えて自分を内省するときは、自分の内面をはっきり感じる。というように、場面によって私たちと現実との関係は変わる(拙稿19章「私はここにいる」
)。私たちが客観的に現実を感じ取るときは、実際毎日の大部分の時間がそれですが、仲間と行動を共にしていて、自分だけの内面をほとんど問題にしないときです。
私たち人間の身体は、仲間と協力するために現実を作りだす、といえます。