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哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

目的がある心

2013年11月04日 | xxx6目的の起源

「XXが○○したくて○○する」という言語様式は、私たちが関心のある事物の変化を表現するときに使います。人間のように心があるものは目的を持って行動する。逆に目的を持っているように動くものは心を持っている。心とはそういうものです(拙稿8章「心はなぜあるのか?」 )。そういう動きをする者たち、つまり言語で表現されるとき主語になるような者たち、人間、動物、擬人化されたもろもろの物事、そういう者たちの動きを、私たちは言語を使って互いに語り合うことができるし、記憶することができます。

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人間は目的論を使う

2013年11月03日 | xxx6目的の起源

Moreau_apollo いずれにしろ、私たち人間は、原始時代もそれ以降も現代に至るまで、少なくとも直感としては、目的論を使って物事を見取っている。私たち人間は万物の変化に目的を見る。万物というよりも人間が関心のあるような物の変化や運動に関して、人間は、まず、目的を読み取ります。

拝読ブログ:なぜ、生物多様性が必要であるのか。数かぎりある命の中で生き残るために。 ~人生論 その8~

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科学は人間に無関心

2013年11月02日 | xxx6目的の起源

ところが、このような宗教と相容れない、人間の感性にそぐわない理論が現代では大きな存在となっています。科学です。

現代科学に代表される因果論は目的論とは相容れない。科学によれば、人間の身体を含む万物は物質の法則による原因と結果の関係だけで推移していく。世界は人間の喜びや苦しみに全く無関心に動いていく、という見方しかしません。ここから科学は非人間的だという感覚が生まれてくるのでしょう。

拝読ブログ:千葉で座禅 体験 房総坐禅道場 - 遠ざかる死と宗教への無関心、そして禅

拝読ブログ:ポストモダン方法

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アニミズム

2013年11月01日 | xxx6目的の起源

Moreau_aphrodite 原始時代の宗教は、あらゆる物事に神性を感じとるアニミズムからはじまっています。人類は、自分たちが感じとれるすべての存在を、まずは目的と意図を持った人間的な存在として感じとり、自分たちがよく知っている性質を持って動いているに違いないと思い込む性向があるようです(一七五七年  デイヴィッド・ヒューム 『宗教の自然史』)。

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人の目的を読み取る

2013年10月31日 | xxx6目的の起源

原始生活においては、仲間の人間や敵や獲物や家畜や猛獣の動きに対してそれらの持つ目的を読み取りながら必要な対応行動をとることによって、うまく栄養供給システムにつながることができたからでしょう。現代においても、私たち人間は、仲間の人間や敵の人間や獲物としての人間や家畜や猛獣に似た人間たちを相手に彼らの目的を読み取りながら、願ったり祈ったり交渉したり闘ったり操ったりして毎日の生活を維持しています。

拝読ブログ:JUGEM ブログのお題 | 目的地に大行列発見!ならぶ?帰る?

拝読ブログ:「柳田国男 山人論集成」を読む 蘭鋳郎の日常/ウェブリブログ

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