日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

コロナワクチン接種の遅れ、途上国並み、世界110位ほど

2021年05月23日 | 政治 経済
    【玉野市 王子ケ岳山頂より、四国高松方面を望む ニコニコ岩と大槌島】

 5月17日付の山陽新聞には、ワクチン「日本の接種率途上国水準」との見出し記事。

日本のワクチン接種の遅れが世界110位前後と深刻で、経済協力開発機構(OECD)加盟

37か国中で最低水準とのこと。(英オックスホード大などによる5月16日までの調査)

なぜこんなに接種遅れが生じたのか、記事では「注射を担う医師らの不足や、

電話予約殺到による混乱が続く、機能不全状態は『壮大なオウンゴール』(米紙)

とも批判される。」との記事が掲載されている。

 日本の医師数は、OECD加盟国の中では最低水準である。

 本田 宏 医師(医療制度研究会副理事長・外科医)は、2020年4月6日付の「しんぶん赤旗」で、

 「20年前から日本は世界一の高齢化社会なのに医師数と医療費が先進国で最低でした。・・・

医師不足と公立・公的病院の赤字経営は厚生労働省がつくった問題です。

医療費と医学部定員を削減してきたのです。

日本の医師数は、OECD加盟国の単純平均より約13万人も絶対数不足なのに

厚労省などは全国的な医師不足を地域間で医師数に偏在があるためとすり替え、

偏在解消が急務だと主張してきたのです。」と述べています。

本田先生は5年前に『本当の医療崩壊はこれからやってくる !』という本で、

この問題を告発していますが、ワクチン接種の遅れや新型コロナ変異株による

感染者の急増によって、まさに医療現場は重症患者に対応できない医療崩壊の深刻な問題が発生している。

 玉野市は、国の言いなりに医療費抑制と病床削減、建設費等のコストカットを優先し、

119病床も大幅削減するなど、地域医療の弱体化に突き進む、

市民の医療ニーズに背を向ける、ゆがんだ市政となっている。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。