日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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市内施設を視察─総務文教委員会

2009年07月09日 | 市議会
学校支援ボランティアの皆さんによる玉原小6年生のミシン指導補助

 玉野市議会・総務文教委員会は、7月7日(火)、8日(水)の二日間で市内の所管施設等の視察をおこないました。
 7日は、玉原運動公園多目的広場の芝生植え付けの状況、玉原小学校の学校支援地域本部事業、教育支援センター、給食センター、玉小学校の耐震化、玉野商業高校のパソコン教室・校門改修、市民会館の冷房設備、レクレセンターの屋根改修等を視察しました。
 8日には、荘内中学校前の橋梁架け替え、八浜市民センターの便座改修、八浜小学校のプール建設現場、東児調理場、田井小学校の後者耐震化、文化会館の指定管理の状況、宇野小学校の体育館耐震化完了の状況、築港小学校のちっこう子ども楽級(放課後子どもプラン)の視察を行いました。
 玉・田井小学校や、給食センター、また、市民会館冷房設備などは、かなり老朽化しています。玉と田井小学校校舎は、耐震補強工事だけでは耐震基準をクリアできないため、一部を新規に改築しなければなりません。また、給食センターの設備や市民会館冷房設備なども、すでに耐用年数を大幅に過ぎているものもあり、早期に再設備、改修することが必要になっています。
 優先すべき必要な公共施設整備を後回しに、過去に「海洋観光都市」を標榜し、スペイン村開発などの大型開発を優先し、税金を投入してきたツケが、ここに回されているといといわなければなりません。
 ソフト事業として、玉原小学校での「学校支援ボランティア」事業が地域の方々との連携ですすめられています。地域に開かれた学校として、子どもたちと学校、そして地域が適切に連携していくことは必要なことと思います。しかし、肝心の少人数学級の推進や、発達しょうがいの子どもたちへの支援、教員の増員など、教育条件の整備が後回しでは、本質的な問題解決にはなりません。国・文科省が、ヨーロッパ先進国なみに、もっと教育予算を増額し、本筋としてこの面で、充実させる組みを優先的に推進することが重要ではないでしょうか。

 

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