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「国民と向き合う心」なし、デジタル大臣のギャグ ?

2024年09月01日 | 政治 経済
 今日、9月1日(日)の毎日新聞・「日曜くらぶ」に掲載の「何かのギャクだろうか」の記事。自民党総裁選に名乗りを上げた河野太郎氏について書いている。
 「松尾貴史のちょっと違和感」では河野氏の記者会見で、自らのキャッフレーズとして「有事の今こそ、河野太郎 国民と向き合う心。世界と渡り合う力。」と発言したとのこと。だが、「何かのギャグだろうか。彼ほど『向き合』わない政治家を、私は知らない。そして、彼が『渡り合』うのは、自分より立場の弱い役人ぐらいのものだ」と松尾氏は酷評する。
 ツィッター・Xの一般のアカウントをブロックする件でのウソ。記者会見での質問に「次の質問どうぞ」を連発して、気に入らない質問を無視する姿勢など、「首相の資質が備わっているわけがない。あまりの厚顔に失笑を禁じ得ない。」と、河野氏が「国民と向き合う心」がないことを松尾氏は彼の言動から明らかにしてる。
 まさにその通り。マイナンバーカードを利用するかどうかは本人の任意であるにもかかわらず、これまでの紙の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化するなど事実上のマイナ保険証の強制をすすめている大臣の一人である。
 政府が支援金をバラマキ、利用率をあげようとしているが、マイナ保険証の利用実績は7月で11.13%である。
 どうみても、このマイナ保険証の強行は違憲であり、失敗である。多くの国民は拒否反応を示している。従来の紙の保険証を残し、「誰一人取り残さない」よう、本当に「国民と向き合う」まともな政治が望まれているが、自民党政治ではまったく期待できない。